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Wiiの行列は長さも待遇も段違い――またしてもビックカメラ有楽町店に並んでみた

2006年12月02日 18時30分更新

文● 編集部 橋本 優

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正直、またしてもビックカメラ 有楽町店の前で夜を明かすことになるとは、思ってもいなかった。任天堂(株)が2日に発売した『Wii』(ウィー)は当初、徹夜で並んでまで購入する予定はなかった。出荷台数が多いという前評判を聞いており、少なくとも始発で行って並べば購入できる、と考えていた。

しかし、1週間前の編集会議の時、編集長が会議室に入ってくるなり「ハシモトくん、並ぶよね?」と切り出した。『プレイステーション 3』(以下PS3)の 購入レポートが好評だったからだろう。そのひとことで徹夜して並んで購入することは決定的となったのだが、今から思えばあのひとことで私は救われたのである。ちなみに、前回私とともに並んだ“同士”である編集部の小林(以下コバQ)は、私の再三の説得にも関わらず「Wiiには興味がない」との理由で並ぶことを拒否したため、今回は同行していない。



PS3の時とは何かが違う!

閉店前の有楽町店
閉店前のビックカメラ 有楽町店。すでに列ができていた

さて、私が有楽町駅に到着したのは夜の9時30分。その時点でPS3の時とは異なる光景が広がっていた。PS3の時は「5時まで列は作らせない」という対応で、通りには警備員が立ちはだかっていたが、今回は閉店前にも関わらずビックカメラの店員が「最後尾」と書かれた看板を手にしているのである。つまり、ちゃんと列を作っていたのだ。

この時点で列の長さはおそらく50人程度。ここで並んでも良かったのだが、実は『月刊アスキー(http://monthly.ascii.co.jp/index.html)』編集部から2名の編集者(ホカムラとシミズ)が合流することになっており、彼らを待ってから並ぼうと考えていた。

終電が終わった午前1時ごろまで静観していた私。ここでもPS3の時とは異なることに気がついた。PS3発売のときはビックカメラの建物をぐるっと1周するように列を並ばせていたのだが、今回は隣接する東京国際フォーラムのほうに列を伸ばす形で誘導していた。東京国際フォーラムは展示会などが行なわれる多目的ホールで、その敷地面積もかなり広い。そこに隣接する通りもかなり長いので、より多くの人が並ぶことが可能となっている。

ストームトルーパーWiiリモコンに扮した人
ちなみに列の前のほうではこんな格好の人たちも見られた

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