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NECディスプレイソリューションズ、フルHD対応46/40インチ液晶ディスプレーを発表

2006年12月01日 21時48分更新

文● 編集部

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NECディスプレイソリューションズ(株)は30日、フルHD表示が行なえ、デザイン性を重視したという、業務用液晶ディスプレーの新製品2モデルを発売すると発表した。価格は46インチの『MULTEOS M46』が92万4000円、40インチの『MULTEOS M40』が67万2000円。2007年1月31日に販売を開始する。

『MULTEOS M40/ M46』
『MULTEOS M40/ M46』

本製品は駅や空港などの公共空間で情報表示を行なうDigital Signage(デジタルサイネージ)市場をターゲットとした、業務用液晶ディスプレー。46/40インチのフラットパネルを採用し、デジタルハイビジョンに対応したフルHD解像度(1920×1080画素)/1677万色を表示できるのが特徴。“レスポンス・インプルーブ(RESPONCE IMPROVE)回路”により中間調の応答速度を8msに高速化し、輝度は450cd/m2、コントラスト比はM46が1200:1、M40が1000:1、視野角は上下左右178度に対応する。小売店舗やホテル/マンションなどホスピタリティー施設の空間デザインにマッチするよう、デザイン性を重視したとしており、2006年度グッドデザイン賞を受賞している。

主な機能として、信号劣化を抑える“ロングケーブル補正機能”を搭載しており、約100mまでの接続が行なえる。マルチスクリーンに対応し、最大で5×5=25枚での表示が行なえる“タイルマトリックス機能”を搭載。マルチスクリーン時にベゼルによる画面の切れ目がスムーズに見えるように、ベゼル幅ぶんの信号に補正をかける“タイルコンプ(TILE COMP)機能も用意されている。“ピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)”“ピクチャー・アウト・ピクチャー(PoP)”“サイド・バイ・サイド”など、2画面表示が行なえる“デュアルピクチャー機能”や、設定した時刻に自動的に電源をON/OFFできる“スケジューリング機能”もサポート。またホストコンピュータとRS-232Cで接続することで、最大26台のディスプレーの遠隔操作/集中管理が行なえる機能が用意されている。

入力端子はデジタルRGB(HDCP対応DVI-D)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、S-Video(ミニDIN)、コンポジットビデオ(RCA)、コンポーネントビデオ(BNC)をそなえ、HDMI端子も用意されている。
『MULTEOS M46』の本体サイズは幅1112.8×奥行き704.4×高さ400.0 mm、重量は約35kg(スタンド込みで約39.3kg)。消費電力は340W(パワーセーブ時5W以下)。『MULTEOS M40』の本体サイズは幅981.8×奥行き627.9×高さ400.0mm、重量は約28kg(スタンド込みで約32.6kg)。消費電力は300W(パワーセーブ時5W以下)。ワイヤレスリモコンなどが付属する。

併せてオプションの専用スピーカーも同時に発売する。 価格は『MULTEOS M46』用スピーカーの『SP-M46』が4万9350円。『MULTEOS M40』用スピーカーの『SP-M40』が4万7250円。

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