このページの本文へ

アスキーソリューションズ、比較分析機能を搭載したウェブアクセスログ解析ソフト『SiteTracker 8』を発売

2006年12月01日 23時41分更新

文● 編集部 永水和久

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アスキーソリューションズは1日、米Unica(ユニカ)社(※1)が開発したウェブサイトのアクセスログ解析ソフト『SiteTracker(サイトトラッカー) 8』日本語版を1月下旬に発売すると発表した。価格は24万9480円から。

※1 前バージョンまでの開発元である米セインソリューションズ(Sane Solutions)社は米ユニカに吸収合併された。

レポートの画面 “ディスカバリパネル”からフィルター項目をドラッグ&ドロップ
レポートの画面“ディスカバリパネル”からフィルター項目をドラッグ&ドロップ

『SiteTracker 8』日本語版は、ウェブアクセスログの解析を行なうためのソフト。ウェブサイトのアクセス状況をデータベースに保存し、条件抽出による解析結果や、複数の解析項目をクロス集計した結果を、レポートやグラフとして表示できるのが特徴。

“期間比較レポート”の説明
“期間比較レポート”の説明

最新版では、分析したい値やフィルター項目を、管理画面に戻らずにドラッグ&ドロップでカスタマイズできるインターフェース“ディスカバリパネル”が搭載された。右クリックで表示されるメニューを利用して、グラフの中の値の1つから別のレポートを作成する機能“Drill Anywhere”も搭載された。2つのカレンダーから比較する期間を選択して、分析結果を比較集計してレポートを作成する“期間比較レポート”や、特定のレポートに対して2つのフィルター適用結果を解析する“A/B比較レポート”も採用された。

“オーバーレイ・ビューア”機能によりクリック数が多い個所がより赤く表示されている
“オーバーレイ・ビューア”機能によりクリック数が多い個所がより赤く表示されている

また、従来製品とラインアップの構成が変更され、小・中規模サイト向けの“Standard”と大規模サイト向けの“Premier”の2つになった。“Premier”は、クラスターサーバー数や解析可能なパラメーター数を無制限にしたのが特徴。ほかには、実際のウェブサイトを閲覧しながら、クリック数や訪問者数などの解析情報を表示する“オーバーレイ・ビューア”機能も搭載する。

2つのラインアップの位置づけの説明
2つのラインアップの位置づけの説明

『SiteTracker 8 Standard』の対応OSはWindows XP、Windows Server 2003、Red Hat Enterprise Linux 3/4、AIX 5.2/5.3、Solaris 9/10(x86、SPARC)、FreeBSD 4.9/5.x。今後、SQL Serverに対応した『SiteTracker 8 Premier for SQL Server(2005/2006)』のほか、Oracle、DB2、MySQL、SQLite対応版も順次発売するとしている。価格は、Standardが『SiteTracker 8 Standard 1プロファイル』の24万9480円から、Premierが『SiteTracker 8 Premier 1,000,000 PV』の362万8800円からなど。

米ユニカのシニアプロダクトマネージャーのアーキン・アリカン氏がソフトウェアの説明を行なった
米ユニカのシニアプロダクトマネージャーのアーキン・アリカン氏がソフトウェアの説明を行なった

開発元である米ユニカのシニアプロダクトマネージャーであるアーキン・アリカン(Akin Arikan)氏がソフトウェアの説明を行ない、アスキーソリューションズでの販売を非常にうれしく思っていると締めくくった。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン