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マウスコンピューター、電源ユニットを内蔵したファンレスSTB“GSX-STB”を発売

2006年11月30日 21時58分更新

文● 編集部

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マウスコンピューター(株)は30日、電源ユニットを内蔵したセットトップボックス(STB)“GSX-STB”シリーズを、同日付けで発売すると発表した。CPU、メモリーなどの違いによって『GSX-STB L01-N』『GSX-STB M01-N』『GSX-STB H01-N』の3機種をラインナップする。価格は『GSX-STB L01-N』が4万7040円、『GSX-STB M01-N』が7万3290円、『GSX-STB H01-N』が10万4790円。カスタマイズにも対応する。

“GSX-STB”シリーズは、ケース内に電源ユニットを内蔵し、ACアダプターを使用しないのが特徴。高い静粛性が求められる病院やホテルなどへの導入を想定しているため、電源ユニットをファンレス化するとともに、L01-NとM01-NではCPUもファンレス化されている。また3機種とも、同じサイズの筐体が採用されている。

“GSX-STB”シリーズのセットトップボックス(写真は『GSX-STB H01-N』)
“GSX-STB”シリーズのセットトップボックス(写真は『GSX-STB H01-N』)

『GSX-STB L01-N』は、CPUに台湾のVIA Technologies社のVIA C7-1.0GHzを搭載したモデル。チップセットにグラフィックス機能を内蔵したVIA CN700、メモリーは256MB(DDR2 SDRAM、PC2-4200)を搭載する。HDDインターフェースはUltraATA/100×2、シリアルATA×2を備え、HDDは40GB(UltraATA/100)を搭載。 光ドライブはなし。インターフェースは、10/100BASE-TX、USB 2.0×4、パラレル、シリアル、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)などを搭載する。本体サイズは幅210×奥行き280×高さ78mm。OSはなし。サポートOSはWindows XP Professional/Home Edition SP2以降。保証は1年間。

『GSX-STB M01-N』は、CPUに米インテル社の超低電圧版Celeron M-1.0GHz、チップセットにグラフィックス機能を内蔵したIntel 852GMを搭載し、メモリーを512MB(DDR SDRAM、PC-2100)に強化したモデル。HDDインターフェースがUltraATA/100×2のみになり、CFスロット(Type II)×2が追加されている。その他のインターフェースは、10/100BASE-TX×2、USB 2.0×4、シリアル×3、アナログRGBなど。

『GSX-STB H01-N』は、CPUにインテルのCore 2 Duo T5500-1.66GHz、チップセットにグラフィックス機能を内蔵したIntel 945GM Expressを搭載した最上位モデル。HDDインターフェースにシリアルATAII×2、LANインターフェースに10/100/1000BASE-T×2を搭載し、DVI-Iを備えるのが特徴。HDDは40GB(シリアルATA)を搭載する。 その他のインターフェースは、UltraATA/100、USB 2.0×4、シリアル×2、アナログRGBなど。

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