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ケンウッド、HDDオーディオプレーヤー『HD10GB7』を発売――10GBの1インチHDDと高音質化技術を搭載

2006年11月29日 22時48分更新

文● 編集部

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(株)ケンウッドは29日、ポータブルHDDオーディオプレーヤー“Media Keg”の新製品として、10GBのHDDを搭載した『HD10GB7』を12月上旬に発売すると発表した。本体カラーがホワイトの『HD10GB7-W』とブラックの『HD10GB7-B』をラインアップする。価格はオープン。

『HD10GB7-W』 『HD10GB7-B』
『HD10GB7-W』『HD10GB7-B』

『HD10GB7』は、亜鉛ダイキャストフレームと非磁性ステンレス合金シャーシ、特殊ゲルを採用し、10GBの1インチHDDを搭載したポータブルオーディオプレーヤー。本体サイズは幅44×奥行き17×高さ62mm、重量は約78gで、同社ではHDD内蔵タイプとして世界最小としている。著作権保護管理技術“Windows Media DRM10”に対応しており、ナップスタージャパン(株)の月額定額制音楽配信サービス“Napster To Go”も利用できる。

新開発の“クリアデジタルアンプ”(32fsオーバーサンプリングΔ∑変換デジタルアンプ)や、圧縮により失われた高音域成分を補間する音質向上技術“Supreme(サプリーム)”を搭載したほか、回路のグランドラインを強化する“アドバンスド・グランドシャーシ”や、信号のロスを低減するために電池端子/電源回路/アンプ回路/ヘッドホンジャックなどを直線的に配置する“ストレートレイアウト”も採用されている。ディスプレーは1.5インチ有機ELで、曲の検索/再生/音量調節などの操作を指1本で行なえるようにした“マルチコントロールキー”も採用されている。

対応ファイル形式は、MP3(32k~320kbps、VBR対応)、WMA(32k~320kbps、VBRでは最大355kbps)、WAV。JPEGの表示も可能。ディスプレーのデザインテーマも4パターンが用意されている。

パソコンとのインターフェースはUSB 2.0/1.1で、対応OSはWindows XP/2000。電源は内蔵リチウムイオン充電池を利用し、MP3/128kbpsで24時間、WMA/64kbpsで20時間の連続再生が可能。充電はUSBバスパワーを利用する(充電時間は約3時間)。ストレージクラスにも対応している。

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