富士通(株)は29日、高齢者/障害者を含んだ、誰もが利用しやすいウェブサイト構築を支援するウェブアクセシビリティーの診断/修正ソフト『WebInspector Pro(ウェブインスペクター プロ)』を12月1日に発売すると発表した。価格は、CD-ROM版が1ライセンス9300円(税別)。ダウンロード版は1ライセンス6400円(税別)。コピーライセンスは5ライセンスが3万5700円(税別)。
アクセシビリティーチェック | 問題点の修正 | |
『WebInspector Pro(ウェブインスペクター プロ)』 |
『WebInspector Pro』は、高齢者/障害者を含んだ、誰もが利用しやすいウェブサイトかどうかを診断/修正するソフト。“JIS X 8341-3”“みんなの公共サイト運用モデル”“富士通ウェブ・アクセシビリティ指針”に基づいて診断を行ない、HTML/XHTMLソース上の問題点を検出し、アクセシビリティーのガイドラインを表示して、問題の詳細と対処方法を提示できるのが特徴。画像への代替テキスト情報付与漏れを修正/編集できるほか、画像を一覧表示し、画像にテキスト情報をまとめて付与できる。文字色と背景色の組み合わせを確認する“ColorSelector”機能を搭載しており、コントラストの問題点の修正も行なえる。
対応OSはWindows XP Home Edition SP2/Professional SP2/2000 Professional (SP4)。対応機種はPC/AT互換機。必要なソフトはJava 2 Platform Standard Edition V1.4以上、Internet Explorer 6.0 (SP2)/7.0。
なお、無償で提供しているアクセシビリティー診断ツール『WebInspector』の英語版をバージョンアップするとともに、新たに中国語版/韓国語版も12月1日から無償で提供する。