OCZからメモリモジュールの冷却ユニット「XTC Memory Cooler」が登場した。同製品を販売するOVERCLOCK WORKSによると、「オーバークロックメモリはスペック電圧が高いため、メモリもしっかり冷却したほうが安定動作が望める。特に2.3V以上電圧をかけるという方にオススメ」とのこと。
OCZ製のメモリモジュール冷却ユニット「XTC Memory Cooler」 |
メモリモジュールへの取り付けはメモリをスロットに固定する“ツメ”いわゆる“ラッチ”の部分を利用して固定する。アルミ製の本体にはハニカム状の穴が開いており、そこにブルーLED内蔵の6cmファンを2基搭載。ファンのスペックは、回転数が3000rpm、風量が16CFM、騒音値が21dBとなっている。メモリスロットの真上に6cmファンが2基搭載されるため、マザーボードによってはCPUクーラーやビデオカードなどが同製品と干渉する可能性があるので、購入前には確認が必要だろう。同店によると、ASUSTeK製「P5B Deluxe」、「P5W DH Deluxe」、DFI製「INFINITY 925X/G」はギリギリ取り付けが可能。また、Gigabyte製の「965P-DS4」、「965P-DQ6」は短いタイプのビデオカードでないと取り付けられないとのこと。干渉についての詳細は同店のBlogに掲載されているので、購入前に確認するといいだろう。価格は2400円となっている。
ブルーLED内蔵の6cmファンが2基搭載されており、メモリの上からマザーボードに向かって風を送り冷却する仕組みだ | 取り付けはメモリをスロットに固定する“ツメ”いわゆる“ラッチ”の部分を利用して固定する |