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オムロン、正弦波出力に対応した小型UPS『BY50FW』『BY75SW』を発売

2006年11月21日 21時41分更新

文● 編集部

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オムロン(株)は21日、エントリーサーバー/ワークステーション/デスクトップパソコン向けの無停電電源装置(UPS)として、出力電圧波形を正弦波にした『BY50FW』と『BY75SW』の2機種を2007年1月22日に発売すると発表した。価格は、『BY50FW』が3万4440円、『BY75SW』が5万5440円。

『BY50FW』 『BY75SW』
『BY50FW』『BY75SW』

『BY50FW』と『BY75SW』は、小型/軽量/低価格化を図るとともに、常時商用給電方式と正弦波出力を組み合わせことで、高力率の電源ユニットを内蔵しているサーバーやワークステーションなどでも利用できるようにした製品。安全規格のUL1778を取得し、CEマーキングにも適合しているため、産業機器や組み込み用途などにも利用できるという。

電源電圧(交流入力/出力)は、100V/110V/115V/120Vの4種類に対応しており、交流出力容量は『BY50FW』が500VA(300W)、『BY75SW』が750VA(450W)。最大負荷接続時のバックアップ時間は、『BY50FW』が3.5分、『BY75SW』が5分。出力コンセント数は、『BY50FW』が3個、『BY75SW』が4個備える。入力電源のないところでもUPSを起動できるコールドスタート機能を対応しており、入力電源のないところでもUPSを起動できる。

そのほかUSB/RS-232C/接点信号に対応した通信機能を搭載しており、リモートON/OFF機能を利用できる。バッテリーはシール鉛バッテリー、期待寿命は4~5年。充電時間は12時間。状態表示ウインドウとバッテリー交換表示LEDを搭載し、バッテリー交換をユーザーが行なえる(ホットスワップ対応)。本体サイズ/重量は、『BY50FW』が幅287×奥行き330×高さ45mm/約6kg、『BY75SW』が幅298×奥行き322×高さ90mm/約9kg。冷却には自然空冷方式を採用している。アプリケーションとして自動シャットダウンソフト『PowerAct Pro』(Windows/Linux/Mac OS X対応)が付属する。保証期間は本体が3年間、バッテリーは1年間の交換サービスとなる。

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