(株)リコーは20日、コンパクトデジタルカメラ『GR DIGITAL』向けの機能拡張ファームウェアの第3弾の提供を22日に開始すると発表した。ウェブサイトからの無償ダウンロードで提供する。
今回提供を開始する拡張ファームウェアを利用することで、RAW+JPEG記録時の枚数が増加するほか、オートブラケット撮影の露出変更の幅を細かく設定できるようになるという。
具体的には、
- RAW(3264×2448画素)撮影時の同時記録JPEG画像サイズに、従来の同サイズのほか、“N640(NORMAL 640×480)”を追加。これにより記録枚数が、512MBのSDメモリーカードの場合、RAW+F3264で33枚から42枚に増加
- アスペクト比(縦横比)が3:2の場合に、“N3:2”(NORMAL 3264×2176)を選択可能に。これにより記録枚数が、512MBのSDメモリーカードの場合、F3:2の177枚からN3:2で308枚に増加
- オートブラケット撮影時の露出の変更幅に±0.3EVを追加(従来は±0.5EVのみ)
の3点が強化されている。