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ソフトバンク、AQUOSケータイ第2弾『911SH』と薄さ11.9mmのスリムケータイ『XS 707SC』を発表

2006年11月20日 18時18分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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ソフトバンクモバイル(株)は20日、秋冬モデルの“隠し玉”と言われていたシャープ製3G携帯電話機『911SH』と韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)製携帯電話機『XS 707SC』の2機種を発表した。これにより同社の秋冬モデルの端末ラインアップは15機種65色となる。

15機種65色
今回発表の2機種を加えた全15機種65色のラインアップで、携帯電話キャリアー3社の中では一番多い端末数となる

AQUOSケータイ第2弾! 3インチ液晶パネルを搭載した『SoftBank 911SH』

911SH カラーラインナップ
おなじみ予想外の“サイクロイドスタイル”を採用する『911SH』ピアノ塗装のグロス仕上げのカラー4種類と縦縞の線が入ったストライプ仕上げ3種類の全7種類のカラーラインナップとなる

911SHは、液晶パネルを円を描くように90度回転できる“サイクロイドスタイル”を採用して大ヒットした『Vodafone 905SH』の後継機種。液晶パネルが前モデルの2.6インチから3インチに大型化しているほか、厚さが27mmから22mmへとスリム化しているのが特徴。また、放送中のテレビ番組の録画だけでなく、電子番組表アプリからの予約録画や番組情報からの予約録画、決まった時間に放映される番組を毎回繰り返し録画できる機能などが追加されている。そのほか、録画した番組を見たい部分だけカットできる分割機能や、マーカー機能など録画・再生機能面でも強化が図られている。

ディスプレー
メイン:3インチモバイルASV液晶(240×400ドット)
サブ:2行全角6文字モノクロ液晶(72×26ドット)
カメラ
メイン:有効200万画素CMOSセンサー
サブ:有効11万画素CMOSセンサー
外部メモリー
microSDカード(別売)
連続通話時間
約180分
連続待受時間
約380時間
本体サイズ/重さ
幅50×奥行き22×高さ106mm/約138g
本体カラー
ブラック、ホワイト、シルバー、バイオレットピンク、ネイビー、シャンパンゴールド、ピンク
発売時期
今月25日(土)


記事掲載時、連続待受時間約30時間と記載しておりましたが、正しくは約380時間になります。お詫びして訂正いたします。(2006年11月21日)


同社の折りたたみ式携帯電話機では最薄の11.9mm! 『XS 707SC』

707SC
薄さ11.9mmの驚異的な薄さを実現した『707SC』

XS 707SCは、9月28日に発表された同社の『706SC』をさらに上回る薄さを実現したスリムケータイ。製品名のXSは“EXTRA SLIM”を表わしているという。海外出張や旅行時に便利な、英和・和英対応の辞書機能や英語・中国語・韓国語の例文翻訳・読み上げ機能を搭載し、同社製の端末らしく海外時での利便性を高めているのが特徴だ。Bluetooth通信に対応しており、ワイヤレスヘッドセットを利用した、ワイヤレスでの音楽鑑賞も可能。

ディスプレー
メイン:2.3インチTFT液晶(240×320ドット)
サブ:1行全角6文字有機EL(16×96ドット)
カメラ
メイン:有効200万画素CMOSセンサー
サブ:―
外部メモリー
非対応
連続通話時間
約165分
連続待受時間
約255時間
本体サイズ/重さ
幅51.4×奥行き11.9×高さ102.5mm/約93g
本体カラー
ホワイト、ブルー、ピンク、ブラック
発売時期
12月上旬以降

発表会では執行役副社長兼COO 営業・マーケティング統括 マーケティング担当の宮内謙氏、専務執行役 プロダクトサービス本部長の太田洋氏らが出席し、製品に関する説明を行なった。

宮内氏
執行役副社長兼COO 営業・マーケティング統括 マーケティング担当の宮内謙氏

宮内氏は、今回発表する2機種をすでに発表済みの同社の秋冬モデルに加え、15機種65色とすることで、「孫社長が当初からコミットメント(達成すべき目標)としていた“3Gネットワークの増強”、“3G端末の充実”、“コンテンツ強化”、“営業体制/ブランディングの強化”といった4つの項目のうち、“3G端末の充実”に関しては達成できた」と述べた。

太田氏
専務執行役 プロダクトサービス本部長の太田洋氏

太田氏は今回の2機種のテーマとして“進化”を挙げ、「“スリムケータイならソフトバンク”、“ワンセグケータイならソフトバンク”を目指していく」と述べた。現在ワンセグ対応機種としてはシャープ製のみとなっているが、「春モデルで対応するベンダーを増やしていく」という。

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