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開発コードネーム“Clovertown”ことサーバ向けクアッドコアCPU「Xeon X5355」の動作デモが始まる!

2006年11月16日 22時08分更新

文● 北村

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TSUKUMO eX.デモ機
開発コードネーム“Clovertown”こと、インテルのサーバ向けクアッドコアCPU「Xeon X5355」を2つ搭載したTSUKUMO eX.のデモ機

 開発コードネーム“Clovertown”こと、インテルのサーバ向けクアッドコアCPU「Xeon X5355」の動作デモがTSUKUMO eX.とT-ZONE.PC DIY SHOPで始まった。“Xeon 5300”シリーズは、“Core 2 Duo”シリーズと同じ“Coreマイクロアーキテクチャー”を採用したCPUで、発売されたばかりのデスクトップPC向けCPU「Core 2 Extreme QX6700」と同様パッケージ内に4個のCPUコアを備える。

 Xeonのラインナップは、「X5355」(クロック 2.66GHz/L2キャッシュ 8MB/FSB 1333MHz/TDP 120W)、「E5345」(クロック 2.33GHz/L2キャッシュ 8MB/FSB 1333MHz/TDP 80W)、「E5320」 (クロック 1.86GHz/L2キャッシュ 8MB/FSB 1066MHz/TDP 80W)、「E5310」(クロック 1.6GHz/L2キャッシュ 8MB/FSB 1066MHz/TDP 80W) の4モデルで、対応ソケットはLGA771となる。同シリーズの詳細はこちらを参照してほしい。



CPU 8コア
TSUKUMO eX.のデモ機。インテル製マザー「S5000XVN」に「Xeon X5355」(2.66GHz)を2つ搭載した、脅威の8コア構成となっているタスクマネージャを開くと8つのコアが仕事をしているのがわかる

 TSUKUMO eX.のデモ機は、インテル製マザー「S5000XVN」に「Xeon X5355」(2.66GHz)を2つ搭載した8コア構成で、取材時には「CINEBENCH」が動作していた。気になる発売日だが、同店によると「E5310」と「E5320」が11月下旬、「E5345」と「X5355」が来年に入荷予定としている。現在予約受付中で、予価は「E5310」が6万3980円、「E5320」が9万5480円、「E5345」が11万6800円、「X5355」が15万9800円。

 
デモ機のスペック 「CINEBENCH」
TSUKUMO eX.のデモ機の構成は写真の通り「CINEBENCH」のCPUベンチ結果

 一方、T-ZONE. PC DIY SHOPのデモでは「Xeon X5355」、「Core 2 Extreme QX6700」、「Core 2 Duo E6300」を搭載したPCを用意し、「CINEBENCH」でそれぞれのレンダリング速度を比較できるようになっている。発売前の「Xeon X5355」の8コア構成の性能をこの目で見たいという人は、ショップを訪れるといいだろう。

T-ZONE.PC DIY SHOPデモ機 T-ZONE.PC DIY SHOPポップ
T-ZONE. PC DIY SHOPのデモでは「Xeon X5355」、「Core 2 Extreme QX6700」、「Core 2 Duo E6300」を搭載したPCを用意し、「CINEBENCH」でそれぞれのレンダリング速度を比較できる
【取材協力】

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