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ツクモが日本初参入の“GIGABYTE”ブランドノートパソコンを発売

2006年11月16日 19時53分更新

文● 編集部 橋本 優

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九十九電機(株)は16日、台湾GIGA-BYTE TECHNOLOGY(ギガバイト テクノロジー)社の子会社である台湾G-Style(ジースタイル)社と日本における総代理店契約を締結し、GIGABYTEブランドのノートパソコンを販売することを発表した。新製品は九十九電機各店舗およびオンラインショップで18日より受注を開始し、今月下旬から出荷を開始する。

12.1インチディスプレーモデル
発表会場に展示されていた12.1インチディスプレーモデル

第一弾となるノートパソコンは、12.1インチワイドディスプレーを搭載する2機種と、15.4インチワイドディスプレーを搭載する2機種の計4機種。これらはベーススペックを元にカスタマイズも可能となっている。共通の特徴としては

  • ライトセンサー:外光の明るさによって、ディスプレーの輝度を8段階で自動調整。目の疲労が軽減できる
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  • サイレントモード:自動的にCPUスピードとファンの回転速度を調整し、動作音を抑える
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  • デュアルアレイマイクロフォン:自動的に感度を調整し、効果的に周囲の雑音を低減する
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  • 容易なアップグレード:CPUやメモリ、HDDといったパソコンのキーとなるパーツを、本体底面から追加・交換が可能

などとなる。

12.1インチディスプレーモデル

12.1インチディスプレーモデル左斜め前 12.1インチディスプレーモデル右斜め後ろ
12.1インチディスプレーモデルの外観

12.1インチディスプレーモデルは、ディスプレー上部に130万画素のカメラを搭載。グレア処理の施された液晶パネルは1280×800ドットの解像度に対応する。インターフェースは、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、アナログRGB×1、Sビデオ出力×1、Expressカードスロット×1、SDメモリーカード/メモリースティック/メモリースティック Pro/MMCに対応するメディアリーダーを搭載するほか、Bluetoothにも対応する。詳細は以下の通り。

W251U-502
CPU:Core 2 Duo T7200-2GHz、チップセット:モバイル インテル 945GM Express、メモリー:DDR2 SDRAM 512MB(最大2GB)、HDD:80GB(シリアルATA接続)、ビデオ機能:インテル グラフィックス メディア アクセラレーター950、光ドライブ:2層(DVD+R DL)対応DVD±RWドライブ、無線LAN:IEEE 802.11a/b/g、有線LAN:10/100BASE-TX、Windows XP Home Edition SP2プレインストール、バッテリー駆動時間:約4時間(独自の測定法による)
本体サイズ:幅299×奥行き220×高さ32(最薄部24)mm、重量:約1.9kg
15万9800円~

W251U-501
CPU:Celeron M420-1.60GHz、チップセット:モバイル インテル 945GM Express、メモリー:DDR2 SDRAM 256MB(最大2GB)、HDD:60GB(シリアルATA接続)、ビデオ機能:インテル グラフィックス メディア アクセラレーター950、光ドライブ:2層(DVD+R DL)対応DVD±RWドライブ、無線LAN:オプション、有線LAN:10/100BASE-TX、Windows XP Home Edition SP2プレインストール、バッテリー駆動時間:約4時間(独自の測定法による)
本体サイズ:幅299×奥行き220×高さ32(最薄部24)mm、重量:約1.9kg
10万9800円(当面はキャンペーン価格として9万9800円で販売)~

15.4インチディスプレーモデル

15.4インチディスプレーモデル左斜め前 15.4インチディスプレーモデル右斜め後ろ
15.4インチディスプレーモデルの外観

15.4インチディスプレーモデルは、グラフィックスチップに“NVIDIA GeForce Go 7400(ビデオメモリー128MB)”を搭載。ディスプレーはグレア処理を施した高輝度タイプの液晶パネルを採用し、解像度は1280×800ドットに対応する。インターフェースは12.1インチディスプレーモデルと同じで、詳細は以下の通り。

W551N-702
CPU:Core 2 Duo T7200-2GHz、チップセット:モバイル インテル 945PM Express、メモリー:DDR2 SDRAM 1GB(最大2GB)、HDD:80GB(シリアルATA接続)、ビデオ機能:NVIDIA GeForce Go 7400、光ドライブ:2層(DVD±DL)対応DVD±RWドライブ、無線LAN:IEEE 802.11a/b/g、有線LAN:10/100/1000BASE-T、Windows XP Home Edition SP2プレインストール、バッテリー駆動時間:約3時間(独自の測定法による)
本体サイズ:幅355×奥行き254.4×高さ35.5(最薄部25.5)mm、重量:約2.8kg
16万9800円~
W551N-701
CPU:Celeron M-2GHz、チップセット:モバイル インテル 945PM Express、メモリー:DDR2 SDRAM 256MB(最大2GB)、HDD:60GB(シリアルATA接続)、ビデオ機能:NVIDIA GeForce Go 7400、光ドライブ:DVD-ROM&CD-RWドライブ、無線LAN:オプション、有線LAN:10/100/1000BASE-T、Windows XP Home Edition SP2プレインストール、バッテリー駆動時間:約3時間(独自の測定法による)
本体サイズ:幅355×奥行き254.4×高さ35.5(最薄部25.5)mm、重量:約2.8kg
10万9800円(当面はキャンペーン価格として9万9800円で販売)~

満を持しての日本市場への投入

九十九電機の代表取締役社長の鈴木淳一氏
九十九電機の代表取締役社長の鈴木淳一氏

都内で開催された発表会では、九十九電機の代表取締役社長の鈴木淳一氏が壇上に上がり、「興奮しております」と意気込みを示した。また、両社の役割については、G-Styleがパソコンの設計、生産、品質管理およびコールセンターの運営を行ない、九十九電機がマーケティング、販売、製品企画を行なうとした。特に製品企画のついては「(G-Styleと)一緒にGIGABYTEブランドのノートパソコンの内容を詰めていく」と、製品開発レベルでの協力関係であることを示唆した。さらに、同社を通じて他の販売店などに販売チャネルを拡大していく方針で、現在(株)ノジマや(株)イーネット・ジャパンでも販売を予定しているという。

G-Styleの製品マーケティング担当ディレクターであるロバート・リー氏
G-Styleの製品マーケティング担当ディレクターであるロバート・リー氏

また、G-Styleの製品マーケティング担当ディレクターであるロバート・リー(Robert Lee)氏は、GIGABYTEブランドのノートパソコンを投入するのは日本で26ヵ国目であると述べた。早期に日本市場に参入しなかった理由については、日本市場は競合メーカーが多く、他の国より販売が難しいことを指摘。その上で「きちんと経験を積んで、準備を整えた」と、慎重に準備を進めてきたことを明らかにした。

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