(株)東芝(デジタルメディアネットワーク社)は15日、HD DVDプレーヤーの第2世代モデルとして、下位機種の『HD-XF2』と上位機種の『HD-XA2』を12月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、編集部による予想販売価格はHD-XF2が5万円前後、HD-XA2が11万円台。
第2世代HD DVDプレーヤーとなる『HD-XF2』(左)と『HD-XA2』(右) |
今年3月に発売した第1世代モデル『HD-XD1』と比較して、本体が薄型になった。東芝は現時点で、次世代ハイビジョンディスクプレーヤーの中では高さ65.5mmのHD-XF2が“世界最薄”であるとアピールしている。
そのほか共通の特徴としては、起動時間や操作性も高速化され、HDMIを経由した5.1ch PCM出力が可能になった(要対応テレビ)。
HD-XA2のみの機能としては、HDMIのオプション規格である“ディープカラー出力”や、HDMI接続時の1080p出力に対応。よりきめ細かい色調階調表現や臨場感のある高精細な映像を楽しめるようになったという。
また東芝によれば、12bit297MHzビデオDACの搭載でハイビジョン映像の4倍オーバーサンプリング出力が行なえ、ノイズの少ない高画質な映像を映し出せるという。
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