“バンダイの超合金”といえば、子供の頃に様々なロボットを実現してくれた大切なおもちゃ。イベントのプレゼントとして買ってもらった記憶がある人も多いだろう。そんな超合金の大人向けともいえるのが、懐かしいロボやキャラクターを復活している“超合金魂”だ。
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| BOXは黒を中心としており、高級感がある。超合金シリーズだけに大きめの外形だ | 全体のフォルムも重厚感があり、最終兵器としての力強さを感じさせる |
今回“超合金魂”に新作として登場したのが「ガンバスター」だ。ガイナックスが製作した人気OVA「トップをねらえ！」の主役ロボで、強大な宇宙怪獣を倒すための秘密兵器として作られたバスターマシン1号、2号が合体し変形して現れる。この超合金魂でも、2つのマシンからの合体変形はもとより、作中で使った電撃技“バスターコレダー”のギミック展開も可能。武器や防具も“バスタートマホーク”、“バスターホームラン”、“バスターシールド”など搭載している。それ以外にも、胸部装甲を開けて縮退炉を取り出しているように見せたりと、原作を知っている人が嬉しくなるような細かなギミックが盛りだくさん。アソビットキャラシティで1万7010円で販売中だ。
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| 精悍な顔つきもガンバスターの魅力。特に中央の目がスバラシイ | 付属品のマシーン兵器「RX-7＜ジゼル＞」を手に乗せることで、ガンバスターの大きさを実感できる |
「トップをねらえ！」は、SFにスポ根要素と美少女要素を加えて1988年に製作されたOVA。製作を行なったのは、「新世紀エヴァンゲリオン」が有名なガイナックスだ。
主人公は女子校で、宇宙怪獣と戦うための人型ロボットに乗るため訓練を行なっているおちこぼれ女子学生。そこから努力と根性ではい上がり、頂点とも言えるガンバスターパイロットに選ばれ、地球と人類を守るために時間、仲間といった犠牲を払いながら戦う姿を描く。
同じ世界の延長を描いた「トップをねらえ2！」というOVAも2004年から発売されており、今年完結した。秋葉原にある“アキバ3Dシアター”では、両作品をあわせた劇場作品「『トップをねらえ！＆トップをねらえ2！』合体劇場版」が10月より放映されており、12月までの上映が決まっている。またゲームに視点を向ければ、“スーパーロボット大戦”シリーズでも、ガンバスターは強力な攻撃力を持つユニットとして登場している。
超合金魂のガンバスター紹介ページでは、「トップをねらえ！」で主人公を演じた日高のり子さんと「トップをねらえ2！」で主人公を演じた福井裕佳梨さんによる、超合金魂ガンバスターの紹介メッセージが聞けるサービスも行なっているので、興味のある人は一度サイトを訪れてみてはいかがだろうか。
