実物のCPU約2000個で装飾されたクリスマスツリーが秋葉原に登場した。これは、インテルとつくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道が共同で製作したもので、11月10日~12月25日までの間、つくばエクスプレス秋葉原駅のコンコース内オープンスペースで展示されている。
実物のCPU約2000個で装飾されたクリスマスツリーがつくばエクスプレス秋葉原駅のコンコース内オープンスペースで展示中 | 点灯式でツリーのスイッチを押すインテル代表取締役共同社長の吉田和正氏と首都圏新都市交通社長の高橋伸和氏 |
同クリスマスツリーは、今年全路線に無線LAN環境を整備し、開業1周年を迎えたつくばエクスプレスと、その無線LAN化を支援し、“Core 2 Duo”を発売したインテルが、両社にとって特別な年を記念して製作したものだという。ツリーのデザインプロデュースは、いけばな草月流の四代家元である勅使河原茜氏が担当した。
ツリーの点灯の様子を眺める2人 | がっちりと固い握手 |
インテル代表取締役共同社長の吉田和正氏は「PCとITを通して暮らしを豊かにし、楽しんでいきたい。PCは毎日使っていてもその中のCPUはなかなか見る機会がない。ここに飾られているCPUがPCに入っていて無線LANサービスに繋がっていると利用者に感じてほしい」と述べた。
インテル代表取締役共同社長の吉田和正氏 |
また、首都圏新都市交通社長の高橋伸和氏は「世界に先駆けて列車無線LAN元年を迎えることができた。その記念すべき年だったことをツリーを見て記憶していただきたい」とコメント。
首都圏新都市交通社長の高橋伸和氏 |
CPUはCore 2 Duoをはじめ、Pentium D/4などが計2000個ツリーに飾られている。これだけ多くのCPUが吊り下げられていると、もぎ取って自分のPCで動作させたいという衝動に駆られる人もいるかもしれないが、CPUには吊り下げるために穴が開けられており、動作はしないとのこと。
きらびやかなCPUたち | あれ?これはチップセットでは? |
Core 2 Duoを発見!穴が開けられなかったのでプラスチックで挟んで吊るしているとのこと | 特別イベントとしてハンドベルによる演奏会が12月23日(土)、24日(日)の13時/15時/17時に行なわれる予定だ |