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ナナオ、コントラスト比が3000:1の24.1インチWUXGA液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S2411W』を発売

2006年11月09日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは9日、24.1インチWUXGA液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S2411W』と21.1インチWSXGA液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S2111W』を12月6日に発売すると発表した。価格はオープン。なお、FlexScan S2111Wは直販サイト“EIZO ダイレクト”と直営ショップ“EIZO Galleria(ガレリア)”での限定販売モデルとなる。

S2411W
『EIZO FlexScan S2411W』

『EIZO FlexScan S2411W』は、2005年9月に発表したフルハイビジョン解像度に対応した『EIZO FlexScan S2410W』の後継機種。地上デジタル放送や次世代DVDの動画を高画質で表示するために、新たに液晶テレビ“FORIS.TV”で採用している“コントラスト拡張機能”と“輪郭補正機能”を搭載したのが特徴。コントラスト拡張機能は、自社開発のIC(ASIC)により映像信号をリアルタイムで解析して明るさ/ゲイン/ガンマなどを補正するもので、これによりパネルそのもののコントラスト比(1000:1)を最大3000:1に拡張できるという(ON/OFF可能)。輪郭補正機能は、映像をソフトからシャープまで7段階で補正し、くっきりとした質感のある映像表現を可能にするというもの。また、著作権保護されたコンテンツを表示できるように、DVI入力がHDCPにも対応している。

解像度は1920×1200画素で、フルハイビジョンの等倍(ドット・バイ・ドット)表示にも対応した。推奨最大解像度より小さい場合の画面モードとして、全画面表示する“フルスクリーン”、アスペクト比固定で拡大する“拡大”、1:1表示を行なう“ノーマル”を設定できる。オーバードライブ回路も改良されており、中間階調の応答速度が6ミリ秒に高速化されている。輝度は450cd/m2。視野角は上下/左右178度。

入力端子は、DVI-I(29ピン)×2を搭載しており、USB対応機器を接続できるようにUSB 2.0×3(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)のHubも搭載する。本体サイズは幅566×奥行き230×高さ358.7mm、重量は約10.2kg。独自の“ArcSwing 2スタンド”を採用しており、チルト(上60度/下5度)、スウィーベル(左右各172度)、高さ調整(95mm、モニター部垂直時は23mm)が可能。消費電力は110W(節電時2W以下)。保証期間は5年間。

オプションとして保護パネル『FP-2400W』(価格は1万7000円)や、遮光フード『CH-3』(価格は1万9800円)などを提供する。

S2111W
『EIZO FlexScan S2111W』

『EIZO FlexScan S2111W』は、同様に『EIZO FlexScan S2110W』の後継機種。解像度は1680×1050画素で、応答速度は8msとなる。本体サイズは幅501×奥行き230×高さ341.1mm、重量は約8.2kg。

同社では、2機種を対象とした台数/期間限定のセットキャンペーンを実施する。“BOSE社製スピーカーセットキャンペーン”は、Companion 3スピーカーをセットにしたもので、『S2411W+Companion 3 セット』(14万9800円)、『S2111W+Companion 3 セット』(9万9250円)を各50セット販売する。“WACOM社製ペンタブレットセットキャンペーン”は、ワコム社製ペンタブレット『Intuos 3』(PTZ-631W)をセットにしたもので、『S2411W+Intuos 3 セット』(16万9800円)、『S2111W+Intuos 3 セット』(11万9250円)を12月25日まで販売する。

併せて、24.1インチの電子カルテ画像表示用ディスプレー『EIZO FlexScan S2411W-M』も発売すると発表した。

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