このページの本文へ

クリエイティブメディア、サウンドカード“Sound Blaster X-Fi”シリーズの新機種を発売

2006年11月02日 21時06分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

クリエイティブメディア(株)は2日、サウンドカード“Sound Blaster X-Fi”シリーズの新機種として『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』、『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer』、『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio』を11月中旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。直販サイト“クリエイティブストア”では『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』を2万2800円、『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer』を1万2800円、『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio』を7980円で販売する。また“Sound Blaster”シリーズのオプションとして、デジタルI/Oモジュール『AV-DIO』と、7.1chオーディオケーブ『AV-CABLE-71』が同時に発売される。こちらは“クリエイティブストア”のみで販売され、価格はともに2980円。

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』
『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series(サウンド ブラスター エックスファイ エクストリーム ゲーマー ファタリティ プロフェッショナル シリーズ)』は、2005年9月に発売された『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty』のPCIカードを単体でパッケージした、ゲーマー向けサウンドカード。5100万個超のトランジスターが集積され、1秒間に100億回(1万MIPS)の処理が可能なオーディオ専用プロセッサー“Creative X-Fi Xtreme Fidelity”を搭載しているのが特徴。また64MBのオーディオ専用メモリー“X-RAM”を搭載し、『Quake 4』、『BattleField 2』、『Prey』といった“X-RAM”対応ゲームのパフォーマンスを大幅に向上させるという。ゲームや映画/音楽鑑賞、音楽制作といった用途に合わせてシステム全体を最適化する“モード”アーキテクチャーや、CDオーディオやMP3など16bitのオーディオデータを24bit/96kHzに変換して再生する“X-Fi Crystalizer”、ヘッドホンやステレオスピーカーなどでバーチャルサラウンド再生ができる“X-Fi CMSS-3Dテクノロジー”といった機能を備え、EAX ADVANCED HD 5.0をサポート。S/N比は109dB。7.1chのアナログオーディオ出力を搭載。デジタル出力は同軸×1を備えている。デジタル入力には対応しない。

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer』
『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer』

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer(サウンド ブラスター エックスファイ エクストリーム ゲーマー)』は、“X-RAM”を省略し、ロープロファイルPCIに対応したモデル。『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』と同様、“Creative X-Fi Xtreme Fidelity”を搭載している。“モード”アーキテクチャー、“X-Fi Crystalizer”、“X-Fi CMSS-3Dテクノロジー”を備え、EAX ADVANCED HD 5.0をサポート。S/N比は109dB。7.1chのアナログオーディオ出力を搭載。デジタル出力は光×1を備えている。デジタル入力には対応しない。

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio』
『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio』

『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio(サウンド ブラスター エックスファイ エクストリーム オーディオ)』は、デジタルI/Oモジュールが付属し、サンプリングレートコンバーターを介さないBit-Accurate(ビットアキュレート)デジタル入出力が可能なサウンドカード。“X-Fi Crystalizer”および“X-Fi CMSS-3Dテクノロジー”を備え、EAX ADVANCED HD 4.0をサポート。S/N比は108dB。7.1chのアナログオーディオを出力搭載。デジタル出力は光×1および同軸×1、デジタル入力は光×1および同軸×1を備えている。

いずれも対応OSはWindows XP SP2以降、Windows XP x64 Editionで、Windows Vistaにも対応予定(詳細は後日発表)。対応機種は、『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series』および『Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer』がPentium III-1GHz以上のプロセッサーとPCIバス(2.1以上)を搭載したPC/AT互換機。『Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio』がPentium 4-1.6GHz以上のプロセッサーとPCIバス(2.1以上)を搭載したPC/AT互換機。

デジタルI/Oモジュール『AV-DIO』 7.1chオーディオケーブル『AV-CABLE-71』
デジタルI/Oモジュー『AV-DIO』7.1chオーディオケーブル『AV-CABLE-71』
“Sound Blaster”シリーズのオプション

デジタルI/Oモジュール『AV-DIO』は光および同軸のデジタル入出力端子を“Sound Blaster”シリーズのサウンドカードに増設するもの。MDやDATなどデジタル入出力端子を備えた機器と接続したり、ソフトウェアDVDプレーヤーからのDolby Digital/DTSパススルー信号を外部デコーダーやホームシアターシステムへ送信したりできるようになる。『Sound Blaster X-Fi Digital Audio』には同梱されている。接続可能なサウンドカードについては、同社ウェブサイトを参照。7.1chオーディオケーブル『AV-CABLE-71』は、“Sound Blaster”シリーズのサウンドカードと7.1chホームシアターシステムを接続するためのもの。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン