オリコン、パソコン向けの音楽配信サービスから撤退――アフィリエイトに移行

オリコン(株)は1日、音楽配信サービスのうち、パソコンを対象としたサービスを、他事業者の音楽配信サービスに誘導するアフィリエイト型に移行すると発表した。携帯電話向け音楽配信サービスは従来通り継続する。

同社では2005年3月からウェブサイト“ORICON STYLE”において、パソコン向けの音楽配信サービスを提供しているが、毎月約2500万円の赤字(営業利益ベース)となっていることから、音楽配信サービスを提供している事業者のウェブサイトにユーザーを誘導するアフィリエイトビジネスに移行することにしたもの。サービスは11月末で終了し、以後、2ヵ月間をユーザーサポート期間とするという。また、アフィリエイトに関しては、通信事業者などとの契約締結を進め、順次開始するとしている。

同社では、パソコン向け音楽配信サービスの終了に伴い、事業撤退損失などとして、3億1000万円を特別損失として計上する見込み。

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