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NTT Com、電子メールの誤配信や情報漏洩を防ぐ宛先分割/添付ファイル暗号化システムを発売

2006年11月01日 20時40分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は31日、電子メールの複数配信やファイルの送信に伴う情報漏洩を防ぐ宛先分割/ファイル暗号化システムを11月1日に発売すると発表した。価格は500ユーザーで850万円。製品名は未定。

“自動宛先分割機能”画面
“自動宛先分割機能”
“添付ファイルの自動暗号化機能”画面
“添付ファイルの自動暗号化機能”

本システムは、“自動宛先分割機能”、“添付ファイルの自動暗号化機能”、“例外処理機能”の3つの機能を提供する。それぞれ、

  • 自動宛先分割機能

  • メール送信時にTO/CC/BCCの社外アドレスを自動的に認識し、社外アドレスであれば宛先ごとに個別メールとして送信する機能
  • 添付ファイルの自動暗号化機能

  • 添付ファイルの暗号化(日本電信電話(株)と三菱電機(株)が共同開発した128bitブロック暗号アルゴリズム“Camellia”を使用)と、複号用パスワードの生成(別のメールで送信)する機能
  • 例外処理機能

  • 受信者側が対応できない場合は、“自動宛先分割”、“自動暗号化”、“拡張子”を解除/変更できる機能
などとなる。

なお、ファイルの暗号化については、Windowsの自己解凍形式(.exe)のファイルで送信されるため受信者側にWindows環境が必要としている。

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