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日本通信、3GとPHSを組み合わせたデータ通信サービス“Doccica”シリーズを発表

2006年10月31日 21時37分更新

文● 編集部

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日本通信(株)は31日、3G移動体通信事業者とのMVNO契約の締結を前提に、3GとPHSを組み合わせたデータ通信サービス“Doccica(ドッチーカ)”シリーズを発表した。発売時期は3G移動体通信事業者とのMVNO契約による相互接続完了から1ヵ月以内で、価格は6ヵ月間のモデルで15万円~20万円を想定しているという。

商品パッケージのイメージ
商品パッケージのイメージ

“MVNO”(Mobile Virtual Network Oparatore:仮想移動体通信事業者)とは、携帯電話などの無線インフラを通信キャリアーから借り受けて、自社ブランドのモバイルサービスを提供する事業者のこと。同社は(株)ウィルコムのPHS回線網を利用した“bモバイル”などのデータ通信サービスを提供している。

パソコン上のユーザーインターフェイスのイメージ データMVNOビジネスモデル
パソコン上のユーザーインターフェースのイメージデータMVNOビジネスモデル

“Doccica”はデータ通信カード(3G用/PHS用の2枚)、データ通信料、インターネット接続料、接続ツール“ドッチーカコネクト”などのパッケージ。電波強度を検出し、その地点で最速の通信回線に自動接続する“ハイスピードモード”や、駆動時間を重視する“省エネモード”などを利用できる“インテリジェント・コネクションモード”を搭載するのが特徴。手動でも切り替えることができる。パソコン上での接続/切断は“ドッチーカコネクト”を利用してワンクリックで行なえる。セキュリティーの面では同社が法人向けサービスで提供しているセキュリティー機能が搭載される。

対応OSは、Windows XP(Vistaにも対応予定)。対応機種はPC/AT互換機で、“インテリジェント・コネクションモード”の利用には複数のカードスロットが必要。

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