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“トランスフォーマー”と女の子の美少女フィギュアのコラボレーション

2006年10月28日 22時00分更新

文● 師 忍

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 トランスフォーマーといえば、自動車や戦闘機といった実際の乗り物がロボットに変形できるおもちゃとして親しまれているシリーズ。1985年にアニメにもなり、その後も色々なバリエーションを広げながら、アニメシリーズやおもちゃとして新製品を送り出してきた。最近では「マスターピース コンボイ」や「マスターピース スタースクリーム」と造形にこだわった製品も登場し、ショップ店頭を賑わしたばかりだ。

パッケージの前面に出ているのはシャオシャオだ。一見するとロボットの存在がほとんどわからない。パッケージの窓部分からは、ホットロディマスも確認できる

 今年に入って、新たな“トランスフォーマー”シリーズとして生まれたのが「キスぷれ」だ。これは車に変形することができる従来のトランスフォーマーが、パートナーとなる少女と融合することでパワーアップできるという新要素が加わったシリーズ。アニメにこそなっていないが、ラジオドラマとしてストーリーが放送されている。
 今回発売になったのは“キスぷれ”シリーズの第3弾「ホットロディマス×シャオシャオ」のセットモデルだ。この前に発売された「あたり×オートルーパー」のセットモデルでは、少女フィギュアがロボットよりも大きいセットだったが、今回は最初に発売した「コンボイ×メリッサ」と同じように、ロボットが大きく運転席に乗せたりといった飾り付けが行えるタイプだ。

 セット内容は、ホットロディマスとシャオシャオのフィギュア、そしてラジオストーリーとリンクするドラマCDとなっている。もちろんホットロディマスは、トランスフォーマーの魅力である車からロボットへの変形を楽しめるし、ロボットにして武器をもってのポージング、さらにボンネットやドアの開閉も可能でアメリカンGT車のスケールフィギュアとしても楽しめる。
 シリーズの少女フィギュアデザインを行なっているのは、大嶋優木氏。「リカヴィネ」や「週刊わたしのおにいちゃん」といった人気フィギュアのデザインを行なってきた。この結果としてトランスフォーマーファンのみならず、少女フィギュアのファン、ドラマCDのファンと新しいメディアミックスの形を行っている作品だ。
 なお「ホットロディマス×シャオシャオ」の店頭での販売価格は6000円前後だ。

裏面や再度にはロボットの変形シーンが細かく描かれている
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【取材協力】

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