このページの本文へ

オムロン、リモートで電源制御が行なえる“マルチコントロールコンセント”を発売

2006年10月25日 23時39分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

オムロン(株)は25日、新カテゴリーの製品として、情報機器などの状態を監視して、自動リブートや遠隔操作が行なえるリモート電源制御装置“マルチコントロールコンセント”『RC1504』を11月25日に発売すると発表した。価格は7万4340円。

『RC1504』
『RC1504』

『RC1504』は、情報機器などの状態を監視して、電源ON/OFFを自動あるいは遠隔操作で行なったり、スケジュール管理により電源をON/OFFしたりできるのが特徴。スイッチなどのネットワーク機器の状態をPINGにより監視し、フリーズしている場合に電源を自動でOFF/ONできるほか、リモート環境からパソコンなどを利用してネットワーク機器の状態を確認し、電源をOFF/ONすることができる。NTPサーバーを利用すればスケジュールに従って機器の電源を自動でOFF/ONすることも可能(最大20件/週)。アナログモデムを接続して設定/監視/制御を行なうこともできる。また、機器の一括管理が行なえる専用の監視ソフト(Windows XP/2000対応)を無償でダウンロード提供するという。

インターフェースは、10BASE-T×1、シリアル(RS-232C(RJ-45))×1、オプションで提供予定の温度センサー用接続端子(RJ-11)などを装備する。コンセントは抜け防止機構付きのツイストロック式×4個(4系統)で、最大制御容量は15A(1500W)。各コンセントの出力状態やTCP/IP通信状態などを示すLEDが搭載されている。電源はAC100Vに対応し、消費電力は最大4.2W。本体サイズは幅360×奥行き64×高さ50mm、重量は約1.8kg。縦置き/横置きが可能。対応プロトコルは、ARP、BOOTP、DHCP、TCP/IP、UDP/IP、ICMP、HTTP、TELNET、SMTP、POP3、APOP、NTP、PPPoE。オプションの温度監視によりコンセントを制御するための温度センサーは2007年1月ごろ発売の予定。

同社では、『RC1504』により、情報機器の保守やメンテナンスのコストを大幅に低減できるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン