米ゲートウェイ(Gateway)社は24日、日本国内で発売された同社製パソコン約500台に搭載されたソニーエナジー・デバイス(株)製のリチウムイオン電池について、自主交換を行なうことを発表した。
バッテリーが回収対象となった『Gateway MX1020j』 |
同社によると、同電池は、ごく限られた環境において発熱または発火する可能性があるという。同社は現在までにそのような事例の発生は確認されていないとしながらも、ユーザーの安全を最優先し、米国消費者製品安全委員会ならびにソニーと連携して自主交換を決定したとしている。
回収の対象となるのは、2005年9月以降に出荷された同社製ノートブックパソコン約3万5000台に搭載されたバッテリー。ただしその大半はアメリカの販売網で出荷されたもので、日本国内で対象となる機種は、『Gateway MX1020j』のみ、約500台となる。
バッテリーが交換対象となるかどうかの問い合わせは、同社ウェブサイト(http://jp.gateway.com)または電話窓口(FREE.0120-574-222)で行なえる。
なお同社では、使用するノートブックパソコンが回収対象機種に該当する場合でも、電源を落としてバッテリーを取り外したうえで、ACアダプターを使用すれば危険はないとしている。