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バンダイ、インターネット経由で遠隔操作できるホームロボット『ネットタンサー』を発表

2006年10月18日 17時46分更新

文● 編集部

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(株)バンダイは18日、インターネット経由で遠隔操作が行なえるホームロボット『ネットタンサー』を発表した。12月16日午前10時に“バンダイロボット研究所”のページで販売受け付けを開始する。価格は5万円(送料別)。

『ネットタンサー』
『ネットタンサー』

『ネットタンサー』は、現行の自律型プログラミングロボット『タンサーボーグ』(2万5000円)に、カメラ付きネットワークユニットをセットにしたパッケージ。カメラから無線LANを経由して送られてくる映像をパソコンなどの画面で確認しながらロボットをリモートコントロール(テレオペレーション機能)できるのが特徴。無線LANアクセスポイント(ルーター)を用意すれば、インターネット経由で遠隔操作が行なえるほか、室内の様子を写真撮影してメールで携帯電話に送信するといったこともできる(メールコマンド機能)。パソコンを利用した双方向の音声通信も行なえる。

人工知能簡易言語“ボーグスクリプト”によりロボットのプログラミングを行なうサブサンプション機能が用意されており、画像認識機能やインターネット機能を利用すれば、「メールで命令を受けるとペットの様子を撮影して返信する」といったミッションをプログラムすることが可能となっている。同社では、巡回監視や留守番などにも利用できるとしている。

ロボット本体は高さが約290mm(アンテナ部含む)、重量が約980g(電池込み)。電源は単3形電池×10本で、約2.5時間の連続使用が可能。パッケージには、ネットワークユニット、ベース、ダミーアーム×2、ブーツ×2、組み立て用小部品、専用プログラムソフト『ロボットワークス(Windows版)』、LANケーブル、ACアダプター、画像認識テスト用認識カード、タンサーボーグ組み立てキットが含まれる。

なお、『タンサーボーグ』のユーザー向けにネットワークユニットの別売りキット(3万円)も販売するという。

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