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【Smartphone Show 2006 Vol.2】韓国メーカー2社から発表されたHSDPA対応スマートフォンを撮った

2006年10月18日 16時31分更新

文● 安藤 怜

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イギリスロンドンにあるイベントホール“ExCel”(エクセル)で17日(現地時間)に開催された“Smartphone Show 2006”。同会場内で韓国サムスン(Samsung)電子社と韓国LG電子社は“HSDPA”(High Speed Downlink Packet Access)に対応したSymbian OS搭載スマートフォンを発表した。

CEOが直々に紹介
直々に『SGH-i520』を紹介するシンビアンCEOのナイジェル・クリフォード氏


ともにスライド式の筐体を採用した
韓国サムスン電子とLG電子のHSDPA端末

サムスンが発表した『SGH-i520』は“Symbian OS Ver.9”を搭載。ユーザーインターフェースは“S60 3rd Edition Feature Pack 1”を採用している。スライド式の携帯電話機で、HSDPAのほか、W-CDMA、EDGE、GPRSなどの通信方式に対応している。

200万画素のデジタルカメラと、2.3インチQVGA(320×240ドット)の液晶パネルを採用。パソコン用に作られたウェブサイトの閲覧が可能な“フルブラウザー”を搭載している。マルチメディア機能としては、音楽再生(MP3/AAC/WMA)に加え、ビデオ再生(MPEG-4/WMV)も可能。価格や発売時期、詳細な仕様などは未公表だ。

SGH-i520(1) SGH-i520(2) SGH-i520(3)
液晶パネルを上方にスライドさせると、メニュー部分が光るキーボードを露出しない状態でも、ビューアーとして利用できるので、メールなどを読む際に便利だ横から見ると非常にスリムになっている

LG電子の『JoY』(ジョイ)は、同社としては初のスマートフォン。発売時期は2007年3月ごろを予定しているが、こちらも価格や詳細な仕様は公表されていない。対応OS、ユーザーインターフェース、通信方式などは『SGH-i520』と同様。液晶パネルは、2.4インチQVGA(320×240ピクセル)で、xHTMLに対応したフルブラウザーを搭載している。

JoY(1) JoY(2)
韓国LG電子社の『JoY』。十字キーなどで操作ができる液晶パネルをスライドさせ、テンキーを表示したところ
JoY(3) JoY(4)
側面から見たところビデオの再生のデモ。アニメ『Mr.インクレディブル』が再生されていた

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