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キヤノン、インク&用紙一体型カートリッジ採用のフォトプリンター『SELPHY ES1』を発売

2006年10月17日 00時00分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノンマーケティングジャパン(株)は17日、デジタルカメラなどの画像をパソコンなしで高画質プリントできるフォトプリンター“SELPHY(セルフィー)”の新機種として、新開発のインク・用紙一体型カートリッジ“Easy Photo Pack(イージーフォトパック)”を採用した『SELPHY ES1』を11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。

『SELPHY ES1』『SELPHY ES1』

『SELPHY ES1』は、1カートリッジで最大50枚の連続プリントが可能な“Easy Photo Pack”を採用することで、インクや用紙を簡単にセットできるようにしたのが特徴。カートリッジには、Lサイズ(標準)、ポストカードサイズ(標準/白黒専用)、カードサイズ(標準/前面シール)の5種類が用意される。プリント時間はLサイズで1枚約60秒。

プリント方式は昇華型熱転写方式で、解像度は最大300dpi×600dpi。独自の映像エンジン“DIGIC II”と新開発のプリントヘッド熱制御システムを採用し、色鮮やかでくっきりしたプリントを可能にしたという。プリント操作は、2.5インチ/約11万7000画素のチルト式カラー液晶パネルとボタンで行ない、画像を最大10倍に拡大し、ピントなどを確認してからプリントできる。画像補正機能も搭載されており、赤目や逆光などを補正する“自動レベル補正”機能が用意されている。新機能として、カレンダーやアルバムなどのレイアウトでプリントする“おたのしみ印刷”を搭載したほか、画像の一部/全体の色合いを変更してプリントする“マイカラー”機能も利用できる。

インターフェースは、13種類のメモリーカードに対応したカードスロットと、内蔵の巻き取り式USBケーブル“くるくるケーブル”(PictBridge対応)、携帯電話機のプリントビームに対応した赤外線通信(IrDA)を搭載し、パソコン用のアプリケーションソフトも付属する。オプションで無線LAN(IEEE 802.11b)やBluetoothにも対応可能。

本体デザインは、同社のフォトプリンターとして初めて縦型を採用し、キャリングハンドルを付けたことで持ち運びやすくするとともに、別売の充電式バッテリーパック『NB-ES1L』を利用して屋外でもプリントできるようにしたという。本体サイズは幅199.0×奥行き113.3×高さ176.7mm、重量は約2055g(カートリッジを除く)。電源はAC100~240Vで、消費電力は70W以下(待機時4W以下)。

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