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NEC、デュアルコアCPUモデルを拡充した新“ValueOne”5機種を発表

2006年10月18日 11時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本電気(株)とNECパーソナルプロダクツ(株)は18日、コストパフォーマンス重視のミドルタワーパソコン“ValueOne”(バリューワン)シリーズ5製品を今月下旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。7月に発表された前機種からの変更点と、編集部による予想実売価格は以下の通り。

“ValueOne MTアドバンストタイプ”
“ValueOne MTアドバンストタイプ”。外観はベーシックタイプも変わらない

ValueOne MTアドバンストタイプ

MT850/6A
MT850/5Aの後継機種で、“Windows Vista Premium Ready”ロゴを取得
CPUをPentium D 945-3.40GHzに高速化(従来は同 940-3.20GHz)
HDDを約300GBに増強(従来は約250GB)
予想実売価格:11万円前後
MT600/6A
MT600/5Aの後継機種で、“Windows Vista Capable”ロゴを取得
CPUをPentium D 915-2.80GHzに変更(従来はPentium 4 631-3GHz)
予想実売価格:9万5000円前後

ValueOne MTベーシックタイプ

MT700/6A
MT700/5Aの後継機種で、“Windows Vista Capable”ロゴを取得
CPUをAthlon 64 X2 4200+-2.2GHzに変更(従来は同 3800+-2GHz)
予想実売価格:9万円前後
MT400/6A
MT400/5Aの後継機種で、“Windows Vista Capable”ロゴを取得
CPUをAthlon 64 3800+-2.4GHzに変更(従来は同 3700+-2.2GHz)
予想実売価格:8万円前後
MT200/6A
MT200/5Aの後継機種で、“Windows Vista Capable”ロゴを取得
HDDを約250GBに増強(従来は約160GB)
予想実売価格:7万円前後

CPUやHDD以外には大きな変更はなく、チップセットはアドバンストタイプがIntel 945G(グラフィックス機能内蔵)、ベーシックタイプはSiS 761GX(同)。メインメモリーはMT850/6Aのみが1GB(デュアルチャネル対応)、そのほかは512MBを標準搭載し、アドバンストタイプはPC2-4200対応のDDR2 SDRAM、ベーシックタイプはPC3200対応のDDR SDRAMを同容量で増設すればデュアルチャネルアクセスが可能となる(最大4GBまで増設可能)。

筐体も従来同様、前面パネルの両サイドが“X字”にデザインされたミドルタワーケースを採用する。アドバンストタイプは5インチベイ×2(空き1)、3.5インチベイ×4(空き3)、ベーシックタイプは5インチベイ×2(空き1)、3.5インチベイ×3(空き2)。拡張スロットは両タイプ共通でPCI Express x16×1(空き1)とPCI×3(空き2)となっている。

光ドライブはDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載し、書き込み速度はDVD-RAM12倍速、DVD±R16倍速、DVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速、DVD+R DL8倍速、DVD-R DL4倍速など。SDメモリーカード/メモリースティック/xDピクチャーカードなど7種類のメモリーカードに対応する7メディア対応カードスロットを標準装備する。

本体サイズと重量は、幅175×奥行き420×高さ381mm/約12kg(アドバンストタイプ)もしくは約11kg(ベーシックタイプ)。OSはWindows XP Home Edition SP2をプレインストールする。


なお、同社直販サイト“NEC Direct”でも同等のB.T.O.対応モデル“ValueOne G”が今月下旬に販売される。最小スペックでの価格は、MT アドバンストが7万3500円~、MT ベーシックは5万8485円~。

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