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ソニー、ノイズキャンセラー内蔵型など新“ウォークマンS”とHDDコンポ“ネットジューク”の新製品を発表!

2006年10月12日 23時54分更新

文● 編集部 小西利明

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HDDコンポでは最大級の250GB HDDを搭載するネットジュークの最上位機種『NAS-M90HD』
HDDコンポでは最大級の250GB HDDを搭載するネットジュークの最上位機種『NAS-M90HD』

HDDコンポ“ネットジューク”シリーズは、3機種の新製品が発売された。

NAS-M90HD
容量:250GB
対応メディア:CD、MD、メモリースティック デュオ、ラジオ/カラー:ブラック
予想実売価格:10万円前後
発売日:11月18日
NAS-M70HD
容量:80GB
対応メディア:CD、MD、メモリースティック デュオ、ラジオ/カラー:シルバー
予想実売価格:8万円前後
発売日:10月21日
NAS-D50HD
容量:80GB
対応メディア:CD、ラジオ/カラー:ホワイト、シルバー
予想実売価格:6万5000円前後
発売日:10月21日
80GB HDDを搭載する低価格モデル『NAS-D50HD』のホワイトモデル
80GB HDDを搭載する低価格モデル『NAS-D50HD』のホワイトモデル

ネットジュークの新製品は、80GBまたは250GBのHDDを内蔵し、CDやMDから内蔵HDDに音楽を取り込めるHDDコンポである。録音時のフォーマットはMP3、ATRAC、リニアPCMから選択可能。80GB HDDでは最大3400時間、250GB HDDでは最大1万1100時間の録音が可能である(ATRAC 48kbps時)。

HDDに取り込んだ曲を波形解析して分類し、曲名や歌手などの楽曲データを割り当てる“タイトル自動取得機能”も備える。HDD内には約35万アルバム分の曲データが保存されているほか、背面LAN端子(10/100BASE-TX)経由でインターネットに接続されていれば、新譜のデータなどをネット経由で取得することも可能。

アンプ部には同社のデジタルアンプ“S-Master”を搭載し、フルデジタル処理による高音質を実現している。

有料音楽ダウンロードサービス“エニーミュージック”に対応しており、内蔵液晶ディスプレー(4.3インチ)を見ながら付属リモコンを使い、音楽をダウンロードして取り込んだり、CDの購入も可能となっている。

別売りのウォークマン専用スタンドを装着すれば、ネットジュークとウォークマンを簡単に装着できる。写真の本体は『NAS-M70HD』
別売りのウォークマン専用スタンドを装着すれば、ネットジュークとウォークマンを簡単に装着できる。写真の本体は『NAS-M70HD』

前面と背面にUSB端子を計2ポート搭載しており、USB経由で接続したウォークマンSなどに、HDD内の楽曲を転送できる。ジャケット写真のデータがある曲なら、写真も同時に転送可能だ。メモリースティック デュオに対応するM90HD、M70HDでは、楽曲をメモリースティック デュオに転送して、PSPや携帯電話機で楽しむこともできる。

そのほかにも、曲を解析して25の“チャンネル”に分類し、時間帯や気分に合わせた曲を選んで再生する“おまかせチャンネル”機能なども備える。

ウォークマン用オプションも多数発表

S700F/S600専用/対応のオプション類も多数発表された。数が多いので興味深い物を紹介する。

S700Fに接続したオーディオトランスミッター『WLA-NWB1』。本体からの電源供給で動作するので、バッテリーは不要 ワイヤレスヘッドセット『DR-BT20NX』。四角いユニット内にリチウムイオン充電池を内蔵する
S700Fに接続した専用オーディオトランスミッター『WLA-NWB1』。本体からの電源供給で動作するので、バッテリーは不要ワイヤレスヘッドセット『DR-BT20NX』。四角いユニット内にリチウムイオン充電池を内蔵する

Bluetoothに対応したワイヤレス機器が6種類も発表された。オーディオトランスミッター『WLA-NWB1』はS700F/S600専用のオプションで、S700F/S600のUSB端子に接続するBluetoothトランスミッターである。別売りのワイヤレスステレオヘッドセット『DR-BT20NX』やワイヤレススピーカー『SRS-BTM30』と組み合わせて、ウォークマンS内の音楽をワイヤレス伝送で再生できる。またBluetoothに対応していないオーディオ機器をワイヤレス伝送するための、ポータブルトランスミッター『TMR-BT10』やワイヤレスオーディオアダプター『HWS-BTA2W』も発表された。オーディオ機器の音声出力などと接続して、音楽をBluetoothでワイヤレス伝送する。

そのほかのS700F/S600の専用アクセサリーとしては、クレードルやスタンドが発表された。写真のクレードルオーディオ『CPF-NW001』は、S-Masterデジタルアンプを内蔵したアンプ内蔵スピーカー。付属リモコンでの操作が可能。

クレードルオーディオ『CPF-NW001』。S700F/S600を直接接続できる
クレードルオーディオ『CPF-NW001』。S700F/S600を直接接続できる

録音用ケーブル『WMC-NWR1』は、S700F/S600をオーディオ機器の音声出力と接続して、音楽を直接録音可能とするケーブル。直接録音可能なフォーマットは、ATRAC3PlusとリニアPCM。直接録音した音楽は、SonicStage CP経由でパソコン側に取り込むことも可能となっている。

専用ケース類もさまざまなものが発表された。写真は本革のレザーケース『CKL-NWS700』
専用ケース類もさまざまなものが発表された。写真は本革のレザーケース『CKL-NWS700』

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