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クラビット、画像変換付き携帯電話向けCDNサービス“BMCDN mobile”を提供

2006年10月11日 20時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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クラビット(株)は11日、東京・南青山の同社オフィスにプレス関係者を集め、画像変換機能付きの携帯電話向けCDNサービス“BMCDN mobile”を提供開始したと発表した。600機種を超える携帯電話機に応じた画像素材などを用意する必要がなく、TVや多メディア連動のケータイサイト運営でアクセスが集中した場合でも、遅延や品質の低下なくサービス提供が続けられるという。価格イメージとしては、画像1点10万ヒットで月額5万円などとなる。

“BMCDN mobile”の概要
“BMCDN mobile”の概要

画像変換サービスは(株)アイ・ブロードキャストが提供するもので、携帯サイト運営者は一定サイズの画像を張り込んだサイトを構築すると、自動的に接続した携帯端末を認識して、それに合わせた縮小/ファイルサイズ(端末のメモリー許容量)の変更を行なって配信する。対応サービスはiモード/EZweb/SoftBank/ウィルコムで、国内のケータイには全対応するとしている。

BMCDN mobileのメリット 従来の手法では販売機会を逃すケースもあったと指摘
BMCDN mobileのメリット。後から登場した端末にも自動的に対応可能で、アクセスが集中してもリソースを自動的に追加・補填される従来の手法では、サーバーなどのリソースの準備が必要なほか、端末に見合わない小さすぎる画像が表示されたり、大きすぎる画像で正しく表示できないなどして、販売機会を逃すケースもあったと指摘

このほか、

  • 新機種登場から5営業日以内に対応
  • 画像へのスタンプ機能(透過イメージを重ねて表示)
  • 画像ファイルの端末間コピー防止機能
  • パーセント指定の縮小/拡大表示機能
  • 壁紙設定

などのサービスを提供する。

久保利人氏 齋藤 修氏
取締役技術サービス統括兼CDN事業部長兼Gクラスタ事業部長の久保利人氏CDN事業部営業部部長の齋藤 修氏
掲載当初、齋藤 修氏の肩書きを誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。 (2006/10/12)

発表会には、取締役技術サービス統括兼CDN事業部長兼Gクラスタ事業部長の久保利人氏と、CDN事業部営業部部長の齋藤 修氏が出席し、最近の携帯サイトの増加傾向や携帯サイト向けCDNのメリットなどを説明した。同社調べによると、ケータイサイトは公式サイトで1万3864件、勝手サイトは20万件以上に上り、モバイルコンテンツコマースの売り上げも2005年で7224億円(前年比139%増)隣、拡大の一途をたどっている。特にコマースサイトではユーザーの購入意欲を高めるためにもリッチなコンテンツ(大きな画像など)が求められていると背景を説明。

モバイルコンテンツコマースの売り上げの推移
ケータイサイトの数とモバイルコンテンツコマースの売り上げの推移

しかし、実際には利用者の端末が多岐に渡り、端末によっては画像サイズが大きすぎたり画像ファイルが多すぎてスクロールした下のほうでは画像が表示されない、あるいはTVや雑誌などの宣伝直後にアクセスが殺到してサイトの表示が遅くなったりつながらない、といった販売機会の喪失があるのが現実として、CDNによるアクセス集中への効率的な対策を推奨した。

実際にユーザーメモリーエリアの少ないPDC端末で画像が表示されないサイトを実例を挙げて紹介
発表会場では、実際にユーザーメモリーエリアの少ないPDC端末で画像が表示されないサイトを実例を挙げて紹介していた

なお、同社ではプリセールスの成果として、東京のイベントや周辺情報を提供する“Let's Enjoy TOKYO”(東京地下鉄(株)(東京メトロ)/(株)エヌケービーが共同運営)、映画情報サイト“ハリウッドチャンネル”(ハリウッドチャンネル(株))、釣り情報サイト“釣りビジョンmobile”((株)釣りビジョン)の3つの携帯向けサイトが採用。さらに、販売パートナーとして(株)サイバー・コミュニケーションズ、伊藤忠テクノソリューションズ(株)と代理店契約を締結したことも発表した。

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