このページの本文へ

NEC、約半分に小型化したA3カラーレーザープリンター『マルチライタ2900C』を発売

2006年10月11日 18時36分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電気(株)は11日、本体サイズを従来機種の約半分に小型化したA3カラーレーザープリンター『マルチライタ2900C』の販売を同日付けで開始したと発表した。価格は14万8000円(税別)。出荷開始は11月1日。

『マルチライタ2900C』
『マルチライタ2900C』

『マルチライタ2900C(MultiWriter 2900C)』(PR-L2900C)は、本体サイズを従来機種(カラーマルチライタ9250C)の約54%となる幅499.5×奥行き534.0×高さ407.9mmに小型化し、重量も約60%の41.6kgに軽量化したほか、ウォームアップ時間(電源投入時やスリープモード)を1/10以下の30秒以下に短縮するとともに、モノクロプリンターなみに低価格化を図ったのが特徴。印刷速度はA4モノクロが毎分35ページ、A4カラーが毎分8ページで、A3モノクロは毎分19.5ページ、A3カラーは毎分4ページ。解像度は600dpi×600dpiで、専用ASICによる多値制御で9600dpi相当×600dpiの出力が可能。

独自のページ記述言語“NPDL”(NPDL Level2)に標準で対応しており、モノクロのマルチライタからの移行も容易になっている。フォントは平成明朝体 W3、平成角ゴシック体 W5、欧文(15書体)を内蔵。給紙容量は、トレイが305枚、手差しトレイが190枚で、排紙容量は250枚。

インターフェースは、パラレル(IEEE 1284/双方向)、10/100BASE-TX、USB 2.0(Hi-Speed)を備えており、オプションのスキャナーをUSB 2.0で接続すればカラーコピーとしても利用できる。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、Windows Server 2003。

電源はAC100V、消費電力は最大996W(フルオプション搭載時)/節電モード時24W以下/スリープモード時4W以下。連続印刷時はカラーの場合310W、モノクロの場合510Wとなる。動作時の駆動音は54dB以下で、ファンレス設計が採用されているため待機時は無音となる。装置寿命は60万ページ(A4)または5年の早いほう。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン