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世界中の技術者が憧れる、Google本社の豪華ランチを食べてみた!!

2006年10月11日 00時06分更新

文● 宮本朱美

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グーグル本社は、通称“キャンパス”と呼ばれるとおり、米国の大学構内のような自由な雰囲気。ネクタイを締めている人は皆無で、Tシャツにジーンズの文化だ(もっともスーツ着用の営業担当者は、昼は社外に出ているからだろうが)。全世界8000人以上いる社員のうち、かなりの人数がここで勤務している。

緑豊かな敷地に点在する社屋群は、もともとグーグルのために作られたものではなく、人数が増えるたびに賃貸物件を増やしていった結果なので建築様式はバラバラ。全体が塀に囲まれているわけでもなく、所々にほかの会社が残っており、グーグルのビルかを判別する手がかりは、各建物の入り口にぽこっと置かれた社名入りのオブジェだけ。

いったい何棟あるのか尋ねると、「だいたい12棟くらい?」「いや、もっとあるでしょ」と、社員も把握していないほど。今も拡大し続けているのだ。ビル間は結構離れているので、「こうやって強制的に歩かせることで、こもりがちなプログラマーの健康を保つのよ」という広報担当者の言葉は、あながち冗談ではないかも。

昼どきになると、食堂に続々と人が集まってくる。5つある食堂では、フレックスな勤務時間に合わせて、朝から夜まで無料(!!)で食事を提供。メニューは、ヘタなホテル顔負けのゴージャスさで、「グーグルで働くと、体重が10ポンド(約5kg)増える」らしい。

充実した福利厚生施設も特徴で、社内にはクリーニングや育児室、ジムやプール、病院や美容室、マッサージセンターまであり、駐車場では洗車やオイル交換も行える(一部有料)。生活の雑事は、ほとんど社内で済んでしまう。こうして環境を整えることで、働くことに集中してもらうのが狙いだ。

社内は非常にオープンに見えるが、開発現場のセキュリティーは厳しく、撮影は一切禁止。見せてもらった仕事場では、大きな室内を白いキャンバス地の屋根とガラス扉が付いた小屋で区切り、中ではプロジェクトごとに4、5人のグループを組んで働いていた。メンバー内で同意が得られれば、「法に触れない限り」禁止事項はなく、おもちゃで部屋を飾り付けようが、歌を歌おうが、ペットを連れ込もうが自由だ。

なお、プログラマーは、勤務時間の20%を、本業のプロジェクト以外に自由に使える権利が認められており、そうした自由時間に生まれたアイデアが、“Gmail”などの新事業に成長した例も多い。「わが社の離職率は非常に低いんですよ」と広報の人が言うのも納得。ここまで至れり尽くせりだと、ほかには移れないだろうなぁ。



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