(株)アイ・オー・データ機器は4日、著作権保護技術“HDCP”に対応し、フルハイビジョン解像度のデジタル出力が可能なPCI Express x16対応グラフィックスカード『GA-7600GSH2』を発売すると発表した。10月中旬に出荷の予定で、価格は2万4200円(税別)。
 |
|---|
| 『GA-7600GSH2』 |
『GA-7600GSH2』は、HDCPと最大1920×1200画素のデジタル出力(アナログでは最大1920×1080画素)に対応したことで、市販のブルーレイディスク(Blu-ray Disc)のコンテンツを表示できるのが特徴。同社の24.1インチWUXGA対応液晶ディスプレーやBlu-ray Discドライブと組み合わせれば市販のBlu-ray Discコンテンツを再生することができる。
グラフィックスチップは米エヌビディア社のGeForce 7600 GSを搭載し、メモリーは256MB(DDR2 SDRAM、800MHz動作)を実装する。出力端子は、デジタル/アナログRGB(DVI-I29ピン)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、TV出力(ミニDIN7ピン、コンポーネント/Sビデオ対応)を装備する。
カードサイズは幅167.64×奥行き34.16×高さ111.15mm、重量は約270g。消費電力は最大45Wで、ファンレス設計を採用。対応機種はPCI Express x16スロットを搭載するPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000。Blu-ray Discタイトルの再生には、Pentium D 930-3GHz以上/Core 2 Duo E6400-2.16GHz以上、メモリー1GB以上、i945/955/965/975チップセット、Windows XP SP2を搭載した環境が必要。
