リベンジなるか? 電力不足で撃沈した“Radeon X1950 CrossFire Edition”のデモをTSUKUMO eX.が再挑戦!
2006年10月03日 23時57分更新
TSUKUMO eX.で始まった“Radeon X1950 CrossFire Edition”のデモは、先週末の取材時には残念ながら電力不足のせいで正常に動作しなかったのだが、本日容量の大きな電源に交換し、CrossFire動作に再挑戦した。
容量の大きな電源に交換し、CrossFire動作に再挑戦したTSUKUMO eX.の“Radeon X1950 CrossFire Edition”のデモ機 |
ショップによると、デモ機に搭載されていた480Wの電源を、オウルテックの650W電源に交換したとのこと。「12Vラインが4系統あるので今度は大丈夫!」とショップ店員も自信満々。実際にデモ機で何度か「3D Mark 06」を実行したがフリーズすることなく快適に動作していた。どうやらデモはうまくいったようだ。
気になる「3D Mark 06」ベンチ結果は“8675”と高いスコアをマーク。ちなみに、隣りに設置してあった「Athlon 64 FX-62」+“GeForce 7950 GX2”を使用したQuad SLIのデモ機で「3D Mark 06」を実行したところ、スコアは“8597”だった。両デモ機のスペックは異なるため一概にはそうとは言い切れないが、“Radeon X1950 XTX”のCrossFireは、おおよそ“GeForce 7950 GX2”のQuad SLIと同等の性能のようだ。
ちなみにCrossFireデモ機の消費電力をワットチェッカーで調べたところ、アイドル時は160W前後、「3D Mark 06」実行中は380W前後となっていた。ショップによると、Quad SLIのデモ機は「3D Mark 06」実行中の消費電力が500W前後ということなので、消費電力ではCrossFireのほうが有利と言えそうだ。ATI最強の組み合わせとなる同デモ機の性能をこの目で確かめたいという人は同店を訪れるといいだろう。