西日本電信電話(株)は3日、地域IP網を利用して企業のプライベートネットワークを構築できるサービス“フレッツ・オフィス”の新メニューとして、地域IP網に高速FTTHサービス“フレッツ・光プレミアム”を利用する“フレッツ・オフィス プレミアム”と“フレッツ・オフィス ワイド プレミアム”の提供を4日に開始すると発表した。
サービスイメージ |
“フレッツ・オフィス プレミアム”は、フレッツ・光プレミアムを利用し、利用できる帯域を100Mbps~1Gbpsまで100Mbpsごとに選択できるメニューで、アクセスラインをフレッツ・光プレミアムに限定することで、従来より低価格の基本料でセンター側が最大1Gbpsのプライベートネットワークを構築できるのが特徴。“フレッツ・オフィス ワイド プレミアム”は、府県をまたいだプライベートネットワークを構築できる上位メニューとなる。
月額利用料金(1契約者回線ごと)は、“フレッツ・オフィス プレミアム”のギガビットイーサネット品目/シングルクラスの場合、基本料(100Mbps)が52万5000円、加算料が100Mbps追加ごとに8万4000円、デュアルクラスの場合、基本料(100Mbps)が78万7500円、加算料が100Mbps追加ごとに11万5500円。“フレッツ・オフィス ワイド プレミアム”では、シングルクラスで基本料(100Mbps)が155万4000円、加算料が100Mbps追加ごとに111万3000円などとなる。工事費は別途必要。
提供地域は、NTT西日本エリア(30府県)で同社が定めたビルとその収容エリア内となる。
同社では併せて、現行の“フレッツ・オフィス プレミアム(ギガビットイーサネット品目)”と“フレッツ・オフィス ワイド プレミアム(ギガビットイーサネット品目)”においても、“フレッツ・光プレミアム”に対応したメニューを追加する。