このページの本文へ

富士ゼロックス、15万円を切るA3カラーレーザープリンターを発表

2006年10月02日 18時57分更新

文● 編集部 佐久間康仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

富士ゼロックスプリンティングシステム(株)は2日、カラーレーザープリンター“DocuPrint”(ドキュプリント)シリーズの新モデルとして、15万円を切る普及価格のA3カラーレーザープリンター『DocuPrint C3050』を11月1日に出荷開始すると発表した。価格は14万8000円(税別)。

『DocuPrint C3050』
15万円を切るA3カラーレーザープリンター『DocuPrint C3050』

DocuPrint C3050は4サイクルエンジン(感光体ラップ転写方式)を採用するA3カラーレーザープリンターの普及モデルで、『DocuPrint C830』の後継機種にあたる。幅499.5×奥行き534×高さ407mm/重量41.6kg(従来機は69kg)と小型軽量化した本体、および待機時に無音になるファンレスで自然吸排気による放熱機構を備えた(壁面からは10cm以上離す必要がある)無音設計、別売のネットワークドキュメントスキャナーと組み合わせて多機能機としての利用が可能、などが特徴。

印刷解像度は9600×600dpiで、オイルレス定着方式の球形“EAトナー”により再生紙でも高画質印刷が可能という。またオイルレスによって一般的な水性ボールペンでも印刷結果に書き込める、などのメリットがある。また、メンテナンス時には前面と上面のみの開閉で済むメンテナンスの容易性も特徴としている。

ウォームアップ時間は30秒以下、スループットはJEITA標準チャートのA4 5ページ(Excelシート)で58.8秒(いずれも同社測定値)。連続プリントではカラー毎分8枚、モノクロ毎分35枚の印刷が可能。別売の両面印刷ユニットを利用した場合でも、カラー毎分8ページ、モノクロ毎分24.5ページの印刷速度を実現するという。

CPUはRISC CPUのRM5231A-350MHz、メモリーは標準128MBで最大640MBまで増設可能。標準給紙トレイに305枚+手差し190枚。オプションの4段トレイを増設すると、手差しと合わせて最大2505枚の大量給紙が可能。インターフェースは10/100BASE-TX準拠Ethernet、USB 2.0、双方向パラレルを備える。

対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3/10.4~10.4.6。消費電力は最大996W(スリープモード時4W以下)。ランニングコストはカラー1ページ14.5円、モノクロ3.0円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン