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RIM Japan、NTTドコモスマートフォン『BlackBerry』の発表会を開催

2006年09月25日 18時58分更新

文● 編集部 橋本 優

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Research In Motion Japan(株)は25日、今月19日に(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)より発表された法人向けスマートフォン『BlackBerry 8707h』およびその付加サービスである“BlackBerry Enterprise Solution”についての製品説明および発表会を東京・赤坂のカナダ大使館で開催した。製品やサービスについての詳細は後ほどお伝えするが、ここでは発表会の模様についてレポートする。

『BlackBerry 8707h』

BlackBerry 8707hはQWERTY配列のキーボードを搭載するスマートフォン。NTTドコモより法人ユーザー限定で明日26日から発売となる。通信はW-CDMAとGSMに対応し、国内だけではなく海外でも利用できる。そのほかBluetooth(2.0)機能も内蔵し、ハンズフリー通話なども可能となる。なお、基本的に日本語の入力には対応していないが、メールに関しては米NTT DoCoMo USA社提供の“Namimail”で日本語入力が可能となっている。

BlackBerry Enterprise Solutionの中核となるのは、『BrackBerry Enterprise Server』と呼ばれるサーバーソフトで、電子メールを含むワイヤレスデーター通信のゲートウェイとして機能する。『Lotus Domino』『Microsoft Exchange』『Novell GroupWise』といったグループウェアと連携が可能で、FOMAネットワークを利用し、社外からでも安全に社内のグループウェアなどにアクセスできるという。

RIMの社長兼共同最高経営責任者のマイク・ラザリディス氏

Research In Motion JapanはカナダのResearch In Motion(RIM)社の日本法人。発表会にはRIMの社長兼共同最高経営責任者のマイク・ラザリディス(Mike Lazaridis)氏が登場し、今回のサービスなどについて説明を行なった。

同氏によると、現在600万のユーザーがBrackBerry端末を使用し、『BrackBerry Enterprise Server』のインストール数は7万強となっているという。BrackBerryは世界中で「エンタープライズソリューションの標準」と言われているとし、そのゆえんは優れたセキュリティー機能であることを強調。“AES(Advanced Encryption Standard)”や“Triple DES(Data Encryption Standard)”といった暗号化技術に対応し、イギリスやアメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、カナダなどの公的機関(政府や軍隊など)にも認められているとした。

さらに端末は遠隔操作が可能で、盗難されたりや紛失した場合には、リモートで新しいパスワードを設定したり、端末に記録されているすべてのコンテンツを消去することも可能だという。

NTTドコモ取締役常務執行役員 法人営業部長の星澤秀郎氏

NTTドコモ取締役常務執行役員 法人営業部長の星澤秀郎(ほしざわしゅろう)氏は、BrackBerryを国内で販売することについて、「日本にこられたビジネスマンから、どうしてBrackBerryが使えないんだ?とお叱りをうけた」とし、BrackBerryが海外でスタンダードなビジネス端末になっていることを強調。さらにメールを含めたセキュリティーが「一番優れている」と評価した。

開発表明からわずか4ヵ月で発売までに至ったことも評価し、発表後から多くの法人ユーザーから問い合わせがあり、現在までで1400回線の確定注文が得られているという。今後も大口顧客の注文の見込みもあり、今後販売台数が増えていくことが確実であることも明らかにした。

なお、BlackBerry 8707hの全面的な日本語対応については気になるところだが、星澤氏は「RIM社のほうでも日本語化の検討をしていただいている、と聞いている」とし、対応時期などの明言は控えた。

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