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サイレックス、UIMカードを併用する真皮指紋認証センサー『SX-Biometrics Suite with S2』を発表

2006年09月25日 14時58分更新

文● 編集部

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サイレックス・テクノロジー(株)は25日、UIMカードリーダー/ライターを搭載した真皮指紋読み取り型USBスワイプセンサー『SX-Biometrics Suite with S2』を発表した。10月下旬に出荷を開始する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は2万円前後。

『SX-Biometrics Suite with S2』
『SX-Biometrics Suite with S2』(本体と持ち運ぶ際のイメージ)

『SX-Biometrics Suite with S2』は、指表面(表皮)の下にある真皮をRF方式で読み取る“真皮指紋認証”方式を採用するとともに、第3世代携帯電話などで利用されているUIMカードに対応したのが特徴。これにより、UIMカードに格納されている指紋データを取り出すためには、指紋認証とPINコードの入力が必要となるため、パソコンに保存した機密情報への不正アクセスに対し、より高いセキュリティーを確保できるという。また、センサーは指が直接センサー面に触れないフィルムセンサータイプが採用されており、静電気やセンサー面の傷、汚れなどへの耐性も高いという。

インターフェースはUSB 2.0/1.1(Full-Speed)に対応。本体サイズは幅40×奥行き67×高さ14mm、重量は約25g。クレードルとUSBケーブル(長さ150cmと20cmの2本)、多機能指紋認証ログオンソフト『SX-Biometrics Suite for COMBO』が同梱される。

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