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シャープ、受信したFAXをメールで転送できる複合機“見楽る(ミラクル)”6機種を発売

2006年09月21日 23時09分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は21日、FAX/カラーコピー/プリンター/スキャナーなどの機能を搭載したファクシミリ複合機の新製品として、受信したFAXを指定したメールアドレスに自動転送する“FAX to E-mail”機能を搭載した4機種を含む“見楽る(ミラクル)”6機種を10月20日から順次発売すると発表した。

ラインアップは、カラー液晶パネルを搭載し、子機が1台付属する『UX-MF50CL』、子機が2台付属する『UX-MF50CW』、カラー液晶パネルとADFを搭載した上位機種『UX-MF60CL』と『UX-MF60CW』、カナ液晶パネルを搭載し、子機が1台付属する『UX-MF25C』、子機が2台付属する『UX-MF25CW』。発売日は、カラー液晶タイプが10月20日、カラー液晶/ADF搭載タイプが11月30日、カナ液晶タイプは子機1台が10月20日、子機2台が10月27日。価格はオープン。増設子機は1台1万6800円から。

『UX-MF50CL』 『UX-MF60CL』 『UX-MF25C』
『UX-MF50CL』『UX-MF60CL』『UX-MF25C』
“見楽る(ミラクル)”

カラー液晶タイプの4機種は、4.3インチASV液晶を採用しており、最大16枚の写真の一覧表示が可能で、写真/FAXの内容を見てから出力する“見てからプリント”に対応しているほか、携帯電話機で撮影した写真をワイヤレスでプリントできる高速赤外線通信“IrSimple”機能を搭載しているのが特徴。“FAX to E-mail”機能のほか、パソコンからFAXを送信する“PC-FAX”送信機能や、スキャンした原稿をパソコンを使わずにメールに添付して送信する“Scan to E-mail”機能、スキャンしたデータをネットワーク接続されたパソコンに保存できる“Scan to PC”機能なども搭載されている。SDメモリーカードスロットも用意されている。

最大用紙サイズはA4で、プリント機能は解像度が最大4800×1200dpi。印刷速度はモノクロが毎分26枚/カラーが毎分24枚。インクカートリッジは6色と4色に対応している。インターフェースはUSB 2.0/1.1と10/100BASE-TXを備えており、対応OSはWindows XP/2000。本体サイズは、幅495×奥行き337×高さ160mm(ADF搭載タイプは188mm)、重量はカラー液晶タイプが約6.4kg、ADF搭載タイプが約7.1kg、カナ液晶タイプが約6.3kg。電源はAC100Vで、消費電力はカラー液晶タイプが約4.5W、カナ液晶タイプが約4.4W。

親機と子機の無線通信には2.4GHz帯のデジタル無線方式と周波数ホッピング方式を採用しており、盗聴されにくくなっているという。子機のサイズは幅44.6×奥行き29.5×高さ158.4mm、重量は約150g。ニッケル水素電池を利用し、連続通話時間は約6時間、連続待ち受け時間は約200時間。充電器が付属する。

編集部による予想販売価格は、UX-MF50CLが4万3000円前後、UX-MF50CWとUX-MF60CLがともに5万1000円前後、UX-MF60CWが5万9000円前後、UX-MF25Cが3万6000円前後、UX-MF25CWが4万4000円前後。

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