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パーソナルメディア、“超漢字”のWindows版『超漢字V』を発売

2006年09月20日 20時21分更新

文● 編集部

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パーソナルメディア(株)は20日、トロンOSを含むアプリケーションパッケージ『超漢字』をWindows上で動作するようにした『超漢字V(ブイ)』を10月27日に発売すると発表した。価格は1万8900円。

画面イメージ
『超漢字V』

『超漢字V』は、Windows用のアプリケーションと超漢字を同時に使いたい、Windows対応の周辺機器を超漢字でも使いたいというユーザーからの要望を受けて発売するもので、PC/AT互換機をエミュレートする米ヴイエムウェア社のソフト『VMware Player』を利用し、BTRON3仕様OSの『B-right/V R4.5』を含む『超漢字』がWindowsの1つのウィンドウ内で動作する。従来の超漢字のほぼすべての機能を利用できるほか、超漢字の文字検索機能とWindowsのアプリケーション(Word/Excel/IEなど)との間で、文字列の切り貼り(カット&ペースト)を行なえるのが特徴。ウェブブラウザーなどのWindowsアプリケーション上で読めない漢字がある場合に、超漢字Vの文字検索にコピー&ペーストすれば、漢字の読み方、部首、文字コード、画数、異体字、関連字、対応する変体仮名、中国/台湾/韓国の漢字、トンパ文字まで表示できる。

超漢字とWindowsの関係
超漢字とWindowsの関係

そのほか、Windowsと超漢字の間でファイル交換を行なえる共有フォルダー参照機能、超漢字の文書をWindowsのプリンタードライバーを利用して印刷する機能なども用意されている。また、従来製品『超漢字4』に比べて、変体仮名や住基ネット統一文字などを含むGT書体フォントも追加されており、変体仮名では縦書きのプロポーショナルフォントも利用できる。

旧字体 人名用漢字の異体字 縦書き比例ピッチの変体仮名
超漢字を利用して旧字体で表示した“羅生門”超漢字の文字検索で表示された人名用漢字「斎」「藤」の異体字縦書き比例ピッチの変体仮名で書いた古今和歌集仮名序

パッケージには、ワープロ/図形編集/メール/ウェブブラウザー/カード型データベース/通信ソフト/かな漢字変換ソフトなどの基本アプリケーションと、文字検索/ファイル変換/アーカイブソフト/バックアップソフトなどのユーティリティーが含まれる。対応OSは、Windows XP Professional SP2/Home Edition SP2。対応機種は動作クロック周波数が500MHz以上(推奨1GHz以上、Pentium 4の場合は2GHz相当以上)、256MB以上(推奨512MB以上)を搭載したPC/AT互換機。

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