このページの本文へ

ソニー、デジタル放送の2番組同時録画が行なえるデジタルハイビジョンHDD&DVDレコーダー『RDZ-D900A』を発売

2006年09月12日 19時29分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ソニーマーケティング(株)は12日、デジタルハイビジョンチューナーを2個内蔵し、デジタル放送の2番組同時録画や、録画したい番組の高速検索、デジタル写真の自動演出などの機能を搭載したHDD&DVDレコーダー“スゴ録”の新製品として、『RDZ-D900A』など3製品を11月1日に発売すると発表した。価格はオープン。市場推定価格は、『RDZ-D900A』が15万円前後、『RDZ-D800』が13万円前後、『RDZ-D700』が11万円前後。

『RDZ-D700』 『RDZ-D800』 『RDZ-D900A』
『RDZ-D700』『RDZ-D800』『RDZ-D900A』
“スゴ録”

『RDZ-D900A』は、デジタルハイビジョンチューナー(地上/BS/110度CS)×2とアナログチューナー(地上波)を搭載し、デジタル放送の2番組同時録画や、デジタル放送とアナログ放送の2番組同時録画が可能で、HDD上に2番組同時録画したり、HDDとDVDに1番組ずつ録画したりできるのが特徴。2番組同時録画では、各番組に対して“番組追跡録画”や“スポーツ延長対応”機能を利用することもできる。また、複数のキーワードやジャンルによりデジタル放送の番組を高速で検索する“瞬間番組検索”も搭載されている。番組検索の内部処理は0.3秒以下で行ない、あらすじや出演者などの詳細情報の検索も行なうという。放送時間ではなく番組名で予約する“番組名予約”にも新たに対応している。

そのほか、HDDに録画した番組(デジタル/アナログ放送)をメモリースティック PRO デュオに高速転送し、PSPで再生する“おでかけ転送”や、いったんPSPに転送した「1回だけ録画可能」な番組を再び本体に戻して元の画質のまま再生できる“おかえり転送”機能も搭載する。転送時間は1時間番組で約4分という。“x ‐ Pict Story HD”では、デジタル写真をHDDに取り込み、音楽を選ぶだけで、音楽とエフェクトを加えたハイビジョンフォト作品を作成でき、DVDにビデオ映像(SD)としてダビングすることも可能。デジタル写真からハイビジョンアルバムを作成する“x - ScrapBook”も追加されている。写真の取り込みの際に、撮影頻度/日時の情報からイベントごとに自動振り分けを行なう“イベント自動振り分け”や、写真から人物の顔の位置を自動検出してアプリケーションでエフェクトを施す際に顔が画面上に映るように自動調整する“フェイスフレーミング”などの機能も用意されている。

記録メディアは、内蔵HDD(400GB)、DVD±R/±RW、DVD±R DLに対応。出力端子は、HDMI、D端子(D1/2/3/4)、コンポジットビデオ×3、Sビデオ×3、光デジタルなどを装備し、i.LINK(HDV1080i/DV)入力やUSBも搭載されている。電源はAC100Vで、消費電力は72W。本体サイズは幅430×奥行き346×高さ79.2mm、重量は約5.5kg。

『RDZ-D800』は、HDD容量は上位モデル『RDZ-D900A』と同じだが、“おでかけ転送/おかえり転送”機能を搭載していないモデル。i.LINKやUSBも搭載されていない。本体サイズは幅430×奥行き345×高さ79.2mm、重量は約5.4kg。消費電力は63W。『RDZ-D700』は、HDDの容量が250MBのモデルで、重量が約5.3kgとなる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン