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ソニー、タッチパネル搭載のコンパクトデジカメ2機種を発表

2006年09月11日 15時52分更新

文● 編集部 橋本優

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ソニーマーケティング(株)は11日、デジタルカメラ“サイバーショット”シリーズの新機種として、タッチパネルを搭載する高機能コンパクト機『DSC-T50』と『DSC-N2』を発表した。価格はオープンプライス。編集部による実売想定価格はどちらも5万円前後で、発売日は同じく10月13日の予定。

DSC-T50

DSC-T50 シルバー DSC-T50背面
『DSC-T50』のシルバーモデル(左)。本体背面のディスプレーはタッチパネルを採用する(右)
DSC-T50 レッド DSC-T50 ブラック
『DSC-T50』のレッド(左)とブラック(右)のモデル

DSC-T50は従来機『DSC-T30』の後継機種で、ディスプレーに3インチの大画面“クリアフォト液晶プラス”を採用しながら、新たにタッチセンサーを内蔵し、タッチパネルとしての機能を搭載した。これによりディスプレーに表示されたメニューに直接触れて操作できるほか、ディスプレーに表示されたプレビューに対し、任意の被写体の場所に指を触れるだけでフォーカスを合わせてくれる“フレキシブルスポットAF”も利用できる。さらに撮影した画像にタッチパネル上から直接絵や文字を書き込める“ペイント機能”も利用可能で、ストラップの先に付けられるスタイラスも付属する。

基本スペックはT30から大きく変更はなく、搭載CCDセンサーの画素数は有効720万画素で光学ズームは3倍。ISO1000での撮影に対応し、光学式手ブレ補正機能や1cmの接写が可能な“拡大鏡モード”や、好みの音楽を再生しながら撮影画像を表示する“音楽つきスライドショー”機能なども従来どおり搭載する。

T30ではシルバーとブラックの2色だったカラーバリエーションだが、T50では新たに“大人のルージュ”をイメージしたという光沢のあるレッドが加わり3色展開となる。タッチパネル採用により、背面のデザイン(ボタンレイアウトなど)が若干変更になっているが、サイズはT30とほぼ同じ幅95×奥行き23.4(最薄部19)×高さ56.5mmとなっている。

サイバーショット『DSC-T50』の主なスペック
製品名 サイバーショット DSC-510
撮像素子 有効720万画素1/2.5インチCCD
レンズ 光学3倍ズーム対応 F3.8-4.3、38~114mm(35mm換算)
液晶ディスプレー 3インチ“クリアフォト液晶プラス”(230×400ドット)
記録メディア 内蔵56MBメモリー、メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo
連続撮影可能枚数 約400枚
本体サイズ 幅95×奥行き23.4(最薄部19mm)×高さ56.5mm
重さ 約130g(撮影時は170g)


DSC-N2

『DSC-N2』
『DSC-N2』

DSC-N2は従来機『DSC-N1』で好評だったタッチパネルをそのまま搭載しつつ、CCDは有効810万画素から1010万画素にアップしている。またISO感度もN1がISO800までだったのに対してN2ではISO1600にまで対応。ノイズリダクション機能の“クリア RAW NR”により、高感度撮影時でもノイズの少ないきれいな写真が撮れるという。

さらにダイナミックレンジがN1と比較して約159%となり、より幅広い色再現が可能。そのほかカラーモードに“ビビッド”が追加され、原色を生かした鮮やかな撮影が可能となった。基本機能はN1と同じで、撮影した画像のバックアップを最大500枚、VGAサイズで内蔵メモリー(25MB)に残しておける“ポケットアルバム”機能や、T50と同様の“フレキシブルスポットAF”“ペイント機能”なども搭載する。

サイバーショット『DSC-N2』の主なスペック
製品名 サイバーショット DSC-N2
撮像素子 有効1010万画素 1/1.7インチSuper HAD CCD
レンズ 光学3倍ズーム対応、F2.8-5.2、38~114mm(35mm換算)
液晶ディスプレー 3インチ“クリアフォト液晶プラス”(230×400ドット)
記録メディア 内蔵25MBメモリー、メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo
連続撮影可能枚数 約300枚
本体サイズ 幅96.7×奥行き22.7×高さ61.1mm
重さ 約151g(撮影時は185g)


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