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ヤマト運輸、匿名の配送と決済に対応した“オークション宅急便”を開始

2006年08月31日 22時25分更新

文● 編集部

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ヤマト運輸(株)は30日、ネットオークションで落札した商品の受け渡しと決済を安心して利用できるようにするサービス“オークション宅急便”を11月中旬に開始すると発表した。

“オークション宅急便”は、インターネットオークションで落札した商品の配送と決済を同社が代行するサービス。落札後に、出品者が金額/商品名などの取り引き情報を入力し、落札者がその情報を確認して承認することで、指定した金額がいったん同社に引き落とされる。商品が落札者のもとに到着したら中身を確認し、問題がなければ翌々日の正午までに出品者の登録口座に商品代金が振り込まれ、問題があった場合は、翌々日の正午までキャンセルできるというしくみ。キャンセルした場合は代金が返金され、荷物も返送できるという。配送状況をメールで通知する機能も提供する。

同社では、出品者と落札者の双方が、名前/住所/電話番号/口座番号などの個人情報を開示せずに荷物の配送/決済が行なえるうえ、商品が届かないというトラブルがなくなるとしている。当初、落札者の決済手段はネットバンキングのみで、2007年1月にはクレジットカードと代金引換に対応する予定。将来的には、直営店や取扱店で受け取れるサービスも予定しているという。

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