コーレル(株)は31日、圧縮ソフト“WinZip”の国内での取り扱いを9月1日に開始すると発表した。同ソフトは、これまで国内代理店の(株)ピーアンドエーが扱っていたが、カナダのコーレル社が5月に米WinZip Computing社の買収を完了したことから、コーレルが取り扱いを開始することになったもの。
ラインアップは、『WinZip 10.0(ウィンジップ 10.0) 英語版』、ZIP形式で圧縮されたファイルを自己解凍形式に変換する『WinZip Self Extractor 3.0(ウィンジップ セルフエクストラクター 3.0) 英語版』、Outlookの電子メールの圧縮/暗号化などが行なえる『WinZip Companion for Outlook 1.0(ウィンジップ コンパニオン フォー アウトルック 1.0) 英語版』の3製品。『WinZip 10.0 英語版』には、“スタンダード版と、タスクの自動化/スケジュール管理/FTPへのアップロード機能/CD&DVDライティング機能を搭載した“プロフェッショナル版”が用意される。
ピーアンドエーでWinZipのユーザー登録を行なっている場合、個人情報保護法の観点から登録情報の移管が行なわれないため、継続してサポートやアップグレードなどを受けるためには、コーレルでユーザー登録で行なう必要があるという。なお、サポート対象バージョンは、WinZipが10.0/9.0、WinZip Self Extractorが3.0/2.2、WinZip Compaion for Outlookが1.0。WinZip 8.0とWinZip Self Extractor 1は有料サポートの対象となる。
