アイ・オー・データ機器のハードユーザー向けブランド“挑戦者”から動画・音声ファイル再生機能付きHDDケース「Movie Tank III」が登場した。昨年9月に発売された「Movie Tank II」の後継モデルとなる製品だ。
アイ・オー・データ機器のハードユーザー向けブランド“挑戦者”から動画・音声ファイル再生機能付きHDDケース「Movie Tank III」が登場。外観は前モデルとあまり変化はない |
外観は前モデル「Movie Tank II」と同じで、縦置きの本体正面には再生ファイルや再生時間の表示などを行う液晶を搭載。操作ボタンや離れた場所からでも操作できるリモコンも従来モデルと同様に付属する。
スペック面ではデコードチップに新たにSIGMA DESIGNS“EM8621L”を採用。MPEG 2-TS、WMV HDといったハイビジョン動画に対応したほか、音声では新たにiTunesで作成される拡張子“.m4a”のaacファイルにも対応する。以下、再生可能な映像コーデックは、MPEG-1/2/2 TS、DVD-Video(ISO、VOB)、MPEG-4/XViD/DivX/WMV9で、表示可能な最大解像度は1920×1080ドット。対応する拡張子は、AVI、DIVX、ASF、VOB、MPG、MP4、M2T、M2P、M1V、M2V、M4V、TS、TRP、TP、DAT、ISO、WMV9、WMV。
再生可能な音声コーデックは、MP3、WMA、PCM、AAC。対応する拡張子は、MP2、MP3、WMA、DTS、AC3、AAC、WAV、MPA、EPCM、ABS、m4aとなる。
またUSBホスト機能をサポートするのも新たな特徴。同社ウェブサイトによるとUSBマスストレージクラス対応のデバイスを最大4台まで接続可能で、MP3プレイヤー/デジタルカメラ/HDD/カードリーダー/DVDドライブ/USBメモリなどが対応しているという。カラーリングはブラックとホワイトが用意されているが、本日販売を確認したのはブラックモデルのみ。価格はクレバリー1号店で2万3593円、フェイスで2万3700円、アークとツクモパソコン本店IIで2万3800円となっている。