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ワイ・イー・データ、UWB採用の“ワイヤレスハブ”を10月に発売

2006年08月29日 19時36分更新

文● 編集部

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(株)ワイ・イー・データは29日、イスラエルのWisair社と共同開発したUWB(超広帯域無線通信技術)対応の“ワイヤレスハブ”を製品化し、10月に販売を開始すると発表した。これは今月、電波法施行規定が改正され、国内でもUWB(Ultra Wide Band)(3.4G~4.8GHz帯)の使用が許可されたことを背景にしたもので、最大480Mbps(距離3m、距離10mでは110Mbps程度)で無線通信を行なえるのが特徴。サンプル出荷を9月21日に開始し、10月21日に量産を開始する予定。価格はオープン。

ワイヤレスハブ
“ワイヤレスハブ”

“ワイヤレスハブ”は、同社のUSB技術とアンテナ技術に、WisairのUWB技術を利用しており、パソコン用のUSBドングルと4ポートのワイヤレスハブで構成される。ワイヤレスハブには、既存のUSB機器を接続できる。

同社では並行して開発を進めているCertified Wireless USB規格に準じた製品にも対応させるほか、USBに加え、2.5GbpsのPCI Express対応ワイヤレスアダプターの製品化(ExpressCard/34、PCI Express Mini Cardなど)も予定しているという。

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