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“モバイル・オン・デスクトップ(MoDT)”規格のベアボーンPC「Shuttle XP X100/CM420」が発売開始! 将来的にはMeromも搭載可能に!

2006年08月25日 22時18分更新

文● 増田

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 インテルの提唱する小型静音デスクトップシステム“モバイル・オン・デスクトップ(MoDT)”に沿った最初のPCという「Shuttle XP X100/CM420」がShuttleから発売となった。別途PCとして必要なのはHDDとOSだけという半完成型ベアボーンだ。

Shuttle XP X100 Shuttle XP X100
インテルの提唱する小型静音デスクトップシステム“モバイル・オン・デスクトップ(MoDT)”に沿った最初のPCという「Shuttle XP X100/CM420」。サイズ210(L)×296(W)×55(H)mmの本体は、大きさと形状からどことなくプレイステーション2を思わせる風貌だ

 ブラックをベースとしたサイズ210(L)×296(W)×55(H)mmの本体は、大きさと形状からどことなくプレイステーション2を思わせる風貌。本体内部はチップセットに“i945PM”+“ICH7M”を採用したマザーボードをベースにCPUは「Celeron M-420」を搭載。SO-DIMM対応の2本のメモリスロットには標準でPC2-4300(DDR2-533)対応の512MBモジュールが1枚装着(TwinMos製CL4)されている。またMXM規格の“ATI Mobility RADEON X1400”を採用するなど、VGA機能にも配慮した作りも特徴だ。その他8ch対応サウンド(Realtek/ALC880)やギガビットイーサネット(Realtek/8110)、IEEE1394、4in1カードリーダライタ(SD/MMC/MS/MS-pro)などを搭載する。

内部 SO-DIMM
内部の様子。SO-DIMM対応の2本のメモリスロットには標準でPC2-4300(DDR2-533)対応の512MBモジュールが1枚装着(TwinMos製CL4)されている
RADEON X1400 付属
MXM規格の“ATI Mobility RADEON X1400”と「Celeron M-420」。ヒートパイプで冷却する仕組みだ縦置きスタンドと付属の120WタイプのACアダプタなど

 標準で搭載される光学ドライブ(書き込み速度DVD+R DL×2.4/DVD-R×8/DVD+R×8/DVD-RW×4/DVD+RW×4/DVD-RAM×5/CD-R×24/CD-RW×16)にはスロットインタイプを搭載。背面のインターフェイスにはDVI出力(VGA変換アダプタ付き)のほかUSB2.0×4やLAN、S/PDIF出力、S-Video出力、各種サウンド、IEEE1394×1などを備えている。電源は付属の120WタイプのACアダプタを使用。PCとして動作させるのに足りないのがOSとHDDだが、そのうちHDDは3.5インチサイズのSerial ATA II対応のものが搭載可能で選択の幅は広い。
 なお将来的には“Merom”ことモバイル向けのCore 2 Duoも搭載可能ということだが、各販売ショップによるとCPUの換装については保証外ということなので注意が必要だ。販売ショップはアーク、高速電脳(近日入荷)、T-ZONE.PC DIY SHOPで価格は8万9800円となっている。

裏面 HDD
HDDは3.5インチサイズのSerial ATA II対応のものが搭載可能で選択の幅は広ろそう
背面 ポップ
背面のインターフェイスにはDVI出力(VGA変換アダプタ付き)のほかUSB2.0×4やLAN、S/PDIF出力、S-Video出力、各種サウンド、IEEE1394×1などを備えている別途PCとして必要なのはHDDとOSだけという半完成型ベアボーン。HDD込みで約10万円ほどで完成品PCとなる
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