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富士フイルム、光学10.7倍ズーム搭載“ネオ一眼”の機能強化モデル『FinePix S9100』を発売

2006年08月24日 23時21分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は24日、電子ビューファインダーを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ“ネオ一眼”の新製品として、有効903万画素の“スーパーCCD ハニカムV HR”を搭載し、ISO 80~1600の撮影が可能な『FinePix S9100』を9月9日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は7万5000円前後。

『FinePix S9100』
『FinePix S9100』

『FinePix S9100』は、2005年7月に発表した35mmフィルム換算で28mm~300mm相当の“フジノン光学式10.7倍ズームレンズ”を搭載した『FinePix S9000』の後継機種。モニター用の液晶ディスプレーを1.8インチ(約11万8000画素)から2.0インチ(23万5000画素/低温ポリシリコン)に大型化するとともに、AFを最短で約0.6秒に高速化したのが特徴。光量が少ない屋内などでも従来機種(FinePix S9000)よりAFが最大約1.8倍高速になっているという。

そのほかの基本仕様は従来機種のものを継承しており、最大記録解像度は3488×2616画素で、記録形式はJPEG/Exif 2.2/DCF準拠、CCD-RAW。記録メディアは、xDピクチャーカード、CF/マイクロドライブに対応(ダブルスロット)。ファインダーは従来機種同様、0.44インチ液晶パネル(約23万5000画素)を搭載する。本体サイズは幅128.0×奥行き129.0×高さ 93.0mm、重量は約650g(撮影時約760g)。電源は単3形アルカリ乾電池または充電式ニッケル水素電池を4本使用し、付属のアルカリ乾電池で約120枚の撮影が可能(CIPA規格)。インターフェースは、ビデオ出力(NTSC/PAL)とUSB 2.0(Hi-Speed)を搭載し、PictBridge、PRINT Image Matching II、ExifPrintに対応。パソコン用のアプリケーションとして画像閲覧ソフト『FinePixViewer Ver.5.1』(Windows版)、『FinePixViewer Ver.3』(Mac OS X版)が付属するほか、ストラップ、FinePix S9100専用A/Vケーブル、USBケーブル、レンズフード、レンズキャップ、レンズキャップホルダーなどが同梱される。

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