米アップルコンピュータ社は日本時間の16日、米インテル社製CPUを搭載したMacでMac OS XとWindowsのデュアルブートを可能にするベータ版ソフト『Boot Camp』のバージョン1.1をリリースした。主な変更点は以下のとおり。
- 最新Intel Macをサポート
- 内蔵ディスクの任意の場所にWindowsをインストール可能に
- iSightと内蔵マイクのサポート
- 右の“アップル”キー+クリックで右クリックが可能に
- “Delete”“PrintScreen”“NumLock”、およびスクロールキーのサポート
ドライバー類も更新されており、例えば今まで無線LANが利用できなかった『MacBook Pro』『MacBook』『Mac mini』でワイヤレス接続が可能になった。
なお、過去にBoot Campで作成したWindowsボリュームからアップデートすることも可能だ。手順はBoot Camp 1.1をインストールして、ドライバーCDを作成。Windowsを起動してドライバーCDをインストールすれば、無線LANなどが使えるようになる。
最新版ドライバーのインストールで『MacBook Pro』『MacBook』『Mac mini』では無線LANが利用可能になる |
Mac miniの『デバイスマネージャ』画面 | MacBook Proの『デバイスマネージャ』画面 |
iSightを使い画像を撮影することも可能 |
『Apple Keyboard Support』項目がタスクトレイに追加され、キーの利用をオン/オフできる |