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【INTERVIEW】「1年でカタログ数が100万曲から200万曲に急増」――iTunes担当が語るアップルの音楽への思い

2006年08月11日 17時53分更新

文● 編集部 広田稔

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アップルコンピュータ(株)は9日、日本で“Summer of Music”キャンペーンを実施すると発表した。アップルの音楽配信サービス“iTunes Music Store”や直営店“Apple Store”に関係したキャンペーンで、以下の3つの要素で構成される。

  • iTunes Music Storeにおけるフリーダウンロードを実施
  • ロックフェスティバル“Summer Sonic 2006(サマーソニック)”にてオリジナルのiTunes Musicカードを配布
  • 国内7カ所のApple Storeにおけるインストアライブを開催

アップルはこのキャンペーンで何を狙っているのだろうか。iTunes Music Store日本版のオープン1周年に合わせて来日した、米アップルコンピュータ社のiTunes担当ディレクター、クリス・ベル(Chris Bell)氏に話をうかがった。

クリス・ベル氏
クリス・ベル氏

iTunesの体験とライブのエネルギーを一体化

[編集部] キャンペーンの概要を教えてください。
[ベル氏] Summer of Musicという一連の取り組みは、iTunes Music Storeが展開している世界21カ国行なっています。

例えば、日本ではサマーソニックと連携し、iTunes Music Store内にこのフェスティバルの特設ページを設けて、どの日にどのアーティストが演奏を行なうのかというのを調べられるようにしました。

サマーソニックの会場で配布される限定のiTunes Musicカードを使えば、好きな曲を無料で3曲、4つの新人バンドの4曲を無料で入手できます。

アーティストと関係するのは、音楽配信やフェスティバルだけでなく、直営店のインストアライブもあります。10日にはApple Store ShibuyaのライブにPe'z(ペズ)が出演してくれました。
サマソニ
アップルは昨年の“SUMMER SONIC 2005”にもブースで出展している

[編集部] 他の国のSummer of Musicでは、どういった展開を試みていますか?
[ベル氏] ライブやコンサート、インストアライブなど、似たようなことをやっています。

ですが、大切なのは単にカードを配るとか、機能を説明するといった側面ではなく、iTunesの体験とリアルの活動であるフェスティバルやライブのエネルギーを一体化できる点にあると思います。iTunesとイベントが切り離されることなく、一連の流れとしてユーザーに体験してもらえることが重要なのではないでしょうか。

米国では夏が終わり、秋から学校が始まると、学生が学校に戻ります。その際、「せっかく新学期に入るから、これを機に自分の音楽のコレクションを新しくしよう」と考える学生が増えます。

例えば、米国のソーシャルネットワークサービスのひとつ“Facebook”は、夏の終わりになると学校に戻る大学生向けに無料の音楽を提供していたりします。

Summer of Musicは、コンサートや新しい音楽の発見を夏に経験したうえで、学校に帰っていくという流れにきれいに融合しているのではないかと思います。

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