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東芝、Qosmio&dynabookの秋冬モデル新製品5シリーズを発表――Qosmio Fは地デジモデルを強化

2006年08月07日 15時19分更新

文● 編集部 小西利明

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“dynabook TX”シリーズ
“dynabook TX”シリーズ

TV再生・録画機能を持たないスタンダードな製品である“dynabook TX”“dynabook AX”“dynabook CX”シリーズは、それぞれ基本スペックが若干向上した製品が登場した。dynabookシリーズにはマウスが標準添付されている製品が多いのだが、今回発表されたTX/AXの全機種と、CXおよびQosmio F30のほとんどには、ホイール部分に横スクロール機能が備わった“横スクロール機能付きマウス”が付属するようになった。また全機種がパソコン内データの移行ソフト“PC引越ナビ Ver2.0”を搭載する。

ホイール部分を横に傾けると、横スクロールする機能が付いた“横スクロール機能付きマウス”
ホイール部分を横に傾けると、横スクロールする機能が付いた“横スクロール機能付きマウス”

TXとAXは、15.4インチワイドサイズ(1280×800ドット)の液晶ディスプレーを搭載するノートパソコンである。AXが低価格重視の重視の位置づけなのに対して、TXにはCPUにCore Duo T2300を搭載するモデルがラインナップされるほか、タッチパッドがアプリケーション起動ボタンなどに変化する“ワンタッチボタン付き光るタッチパッド”が装備されるなど、ややハイスペックの製品に位置づけられている。なおTXシリーズは8月下旬発売予定、AXは8月中旬発売の予定。

TXシリーズの特徴である“ワンタッチボタン付き光るタッチパッド”
TXシリーズの特徴である“ワンタッチボタン付き光るタッチパッド”
dynabook TX/980LS
Intel Core Duo T2300-1.66GHz/メモリー 1GB/Intel 945GMチップセット内蔵グラフィックス機能/120GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/15.4インチワイド液晶ディスプレー(高色純度、高輝度型)1280×800ドット/無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)搭載/Windows XP Home Edition/Office Personal 2003&OneNote 2003プレインストール/512MB USBメモリー付属
予想実売価格 21万円台なかば
dynabook TX/960LS
Celeron M 380-1.60GHz/メモリー 1GB/Radeon Xpress 200Mチップセット内蔵グラフィックス機能/120GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/15.4インチワイド液晶ディスプレー(高色純度、高輝度型)1280×800ドット/無線LAN(IEEE 802.11b/g)搭載/Windows XP Home Edition/Office Personal 2003&OneNote 2003プレインストール
予想実売価格 19万円前後
dynabook TX/950LS
メモリー 512MB/100GB HDD/15.4インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/それ以外はTX/960LSと同等
予想実売価格 18万円前後
『dynabook AX/940LS』
『dynabook AX/940LS』
dynabook AX/940LS
Celeron M 380-1.60GHz/メモリー 512MB/Radeon Xpress 200Mチップセット内蔵グラフィックス機能/80GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/15.4インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/無線LAN(IEEE 802.11b/g)搭載/Windows XP Home Edition/Office Personal 2003&OneNote 2003プレインストール
予想実売価格 16万円前後

dynabook CXシリーズ かわいい子アザラシ型USBメモリー“音楽再生機能付ぱらちゃんUSBメモリ”も引き続き付属する
dynabook CXシリーズかわいい子アザラシ型USBメモリー“音楽再生機能付ぱらちゃんUSBメモリ”も引き続き付属する

dynabook CXシリーズは、TXの液晶ディスプレーをやや小さい14.1インチワイドサイズ(1280×800ドット)に変更したような製品。CPUなどの基本スペックもTXとほぼ同等で、コンパクトながらスペックの選択肢は広いという製品となっている。発売予定時期は8月下旬。

またCXシリーズには、dynabookのイメージキャラクター“ぱらちゃん”の形をしたUSBメモリー“音楽再生機能付ぱらちゃんUSBメモリ”が付属する(CX/935LSのぞく)といった、一風変わった特徴も備えている。本体の主なスペックは以下のとおり。

dynabook CX/975LS
Intel Core Duo T2300-1.66GHz/メモリー 512MB/Intel 945GMチップセット内蔵グラフィックス機能/100GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/14.1インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)搭載/Windows XP Home Edition/Office Personal 2003&OneNote 2003プレインストール/ぱらちゃんUSBメモリ付属
予想実売価格 20万円前後
dynabook CX/955LS
Celeron M 410-1.46GHz/無線LAN(IEEE 802.11b/g)搭載/それ以外はCX/975LSと同等
予想実売価格 17万円台なかば
dynabook CX/935LS
Radeon Xpress 200Mチップセット内蔵グラフィックス機能/60GB HDD/Office Personal 2003プレインストール/横スクロール機能付きマウスおよびぱらちゃんUSBメモリなし/それ以外はCX/955LSと同等
予想実売価格 15万円前後

dynabook SS MX

dynabook SS MX
dynabook SS MX

ワイド液晶ディスプレー搭載のモバイルノートのdynabook SS MXシリーズは、HDDが若干増量された新モデル2機種が登場した。質量約1.9kgで、バッテリー駆動時間約5.2時間(SS MX/495LSの場合)の長時間駆動と、鮮やかなネイビーブルーを基調にしたカラーリングは継承されている。

dynabook SS MX/495LS
Intel Core Duo T2300-1.66GHz/メモリー 512MB/Intel 945GMチップセット内蔵グラフィックス機能/100GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/12.1インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)搭載/Windows XP Home Edition/Office Personal 2003&OneNote 2003プレインストール
予想実売価格 20万円前後
dynabook SS MX/470LS
Celeron M 410-1.46GHz/無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)搭載/それ以外は470LSと同等
予想実売価格 16万円前後

上位機種のSS MX/495LSは、CPUにCore Duo T2300-1.66GHzを搭載するなど、dynabook TXの上位機種と遜色ないスペックを備えている。また両機種とも指紋認証ユニットをパームレスト右側に搭載しており、パスワード入力の代わりに指紋認証で素早くログインできるなど、モバイルユースに便利な機能も備える。落下衝撃からHDDを保護する“東芝HDDプロテクション”機能や、落下時に内部パーツを保護する“プロテクトラバー”“ショックプロテクター”といった、持ち運び時に起こりやすい障害を考慮した設計上の配慮もポイントである。

発売予定時期は8月下旬。

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